皇位継承こそ愛国心で語るべし

世界,日本,雑記

Vol.2-6.10-513   皇位継承こそ愛国心で語るべし
2021.6.10

現在、皇位継承資格を持つ皇族は
① 秋篠宮さま
② 悠仁さま
③ 常陸宮さま・・・・・の3方である。

戦後に限って言えば、3人は最少で政府は安定的な皇位継承を目指し数年前から議論を進めているというのが現状である。

事が重大だけに安易な議論で取り返しのつかないことになっても困る。何せ、2600年以上にわたり、皇位は父方に天皇の血筋を引く男系男子に限定して継承してきた。過去にも危機的状況は何度かあったが、知恵を絞り、その危機を乗り越えてきた事実は表現のしようのないほど神聖なる血統への畏敬の念である。

寬仁親王が表明された
「万世一系、125代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」
まさしく、このお言葉につきるのではないだろうか。

世界を驚嘆させる2600年に及ぶ皇位の継承。誰が、この万世一系を断ち切ることができよう。

命を賭けて守り通した、血統と伝統。男女平等というようなレベルの話ではない。日本の誇りと名誉と世界に類のない権威である。

世界にただ一つ、日本にしかない皇室の権威に世界は畏敬の念を抱くのである。これを放棄するなどあり得ない話だ。万が一にも女系を容認したとすれば、その時点で万世一系は崩れる。 “ 世界の笑いもの ” として永遠に語り継がれるであろう。

今も有識者が集まり、会議を行っている。以前は皇室に詳しい重鎮が中心だったようだが、今回は幅広い分野に対象を広げ、バランスを重視したようである。

しかし、どんな有識者を集めようが、一番大事なのは “ 日本国を愛している人間 ” かどうかだ。

この人選は難しいが、共産党のように皇室の破壊を狙っているような党員では当然困るわけで、愛国心を持っているかの判断は当然しなければならない。その判断は有識者を前提とすれば、過去の論文や皇室への考え方、発言、著書等、あらゆる文献によって判断するより仕方ない。

幅広い人選というのは今の時代に合った平等に合致するものであるが、皇室の歴史も知らず、日本の神話を頭から否定されても困る。神話を含めて日本の歴史である。従って、人選は当然ながら選別されなければならない。基本的には「皇室への愛情=愛国心」を有することが前提でなければならない。

正しくナショナリズムな話にならざるを得ない話である。
愛国心を軍国主義と安易に結び付ける戦後思想こそ排除しなければならない。愛国心を持ち出すことへの批判を恐れていたり、愛国心を否定して皇位継承を語る資格などあり得ない話だ。

皇位継承とは日本の日本たる所以を世界に示すことである。今こそ偏見にまみれた愛国心から脱却し世界が共有する愛国心を取り戻さなくてはならない。

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