逃亡者

雑記,実業家,日本の脆弱なセキュリティ,私はいまレバノンにいる,逃亡者,金融商品取引法違反

Vol.1-13 逃亡者
2020.01.27

カルロス・ゴーン、職業・実業家。正しかるべき正義も時として盲(め)しいることがある。
彼は身に覚えのある「金融商品取引法違反」の容疑で逮捕され、投獄された。
孤独と絶望の独房生活が始まる。
最強の弁護士団を雇い、連日の厳しい尋問にも耐え、いつか晴れるであろう我が身の潔白を勝ち取るために。
執拗な検察の追及を逃れ、彼は逃げる、
そして、ついに保釈を勝ち取った。
彼は逃げる。日本の脆弱なセキュリティの隙をつき、楽器ケースに身を隠し、危機一髪の関西空港のゲートをくぐったのだ。
現在を、今夜を、そして明日を生きるために。
・・・The Fugitive・・・
「私はいまレバノンにいる」

上記導入部が終わったところで、画面は映画タイトルに代わる!
3年後に映画化されるキャッチコピーである。というのはジジイのシナリオ。

レバノンの記者会見ではまるで¨水を得た魚¨のような饒舌なカルロス・ゴーン被告がいた。
あの調子でナイーブな日本の経営者を牛耳ってきたのであろう。
逃亡した事実。
日本の司法から逃げた事実、は消せない。

森法務大臣は「保釈中の被告の逃亡が正当化される余地はない」と強調したのは当然のことだろう。

世界にはいろんな意見がる。
しかし、本当に身の潔白を証明するのは、日本の司法でしかないという事実を知るべきである。

金にまみれたイメージを残したカルロス・ゴーン被告。
レバノンの神はどう裁くのであろうか。映画の結末と供に興味深く見守っていきたい。

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