中国民族の復興

日本 雑記

Vol.2-7.13-546   中国民族の復興
2021.7.13

7月1日、中国が共産党結党100年を記念して式典が開かれた。

日本からも朝貢4人組が祝電を送ったというから、今さら言うべき言葉もない。中国に亡命でもしていただけないものか。歌の文句ではないが、♯~顔も見たくないほど~あなたに嫌われるなんて~♭じゃないが、顔も見たくありません。

ところで、中国四川省生まれの石平氏に言わせると、この式典で1時間以上にもわたって演説をした習近平主席。共産党100年の式典であるにもかかわらず、「共産主義」という言葉が一度も出てこなかったというのだ。

確かに不思議なことだ。結党100年でね~、そこで習主席が頻繁に使ったの「中華民族」と「民族の復興」という言葉だ。

習主席は共産主義にかわって、「民族の復興」を党の基本理念とし、ハッキリと「共産主義の党」から「民族主義の党」へと変質させたと石平氏は断言した。

今までの100年は第一段階と言う見方である。
たしかに、この100年で中国は貧困から脱出し、中国が言う「小康社会」を実現、世界第二位の経済大国までに成長させた。凄いことである。

経済だけではない、今は軍事力、宇宙への進出、この度のコロナウイルスでは先進国と肩を並べ、独自のワクチン開発も成し遂げた。今や中国に出来ないことは何もないというまでに自信をつけた。

石平氏の危惧はこれからの100年である。
石氏のいう今後の100年こそが危険であるというのだ。
いわゆる習主席のいう「民族の復興」とは何を指すのかということだ。

今回の式典で民族の復興とはいうが、具体的に何をさすのか明確に語らなかった。語れるはずもない、地球の半分を頂こうと言うのだから。

つまり、過去の栄光であるかつてあった「中華帝国」の再建である。往時の覇権と栄光を取り戻しそれを拡大することである。

この1、2年、既にその動きは活発化している。
①南シナ海での軍事拠点化
②香港の自由弾圧による政治的支配の強化と本土化
③ウイグル族、チベット族、モンゴル自治区の民族浄化
④台湾の併合への動き
⑤東シナ海や太平洋に勝手に自分の海域として引いた九段線
⑥一帯一路なる物流ルートで中国とヨローッパをつなぐ
⑦いずれは尖閣諸島と沖縄を手に入れるための尖閣周辺への動き
⑧その果てには太平洋の真ん中でアメリカと世界を分け合おうという
以上が中国が目論むこれからの100年計画である。

そのために起きる世界との軋轢は前哨戦程度の感覚であろう。
すでに習主席は憲法改正し、国家主席の任期期限を撤廃した。死ぬまでやるという習主席の執念、世界にとって危険極まりない。

ところで、キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏は最近盛んに、「脱炭素」の動きに警鐘をならしている。その脱炭素の主役に太陽光発電がある。

その太陽光発電のシェアの75%を中国が握っている。その45%がウイグルでの生産である。

杉山氏は太陽光パネルを見るたびに、おぞましいジェノサイドを思い出すという。アメリカはいち早くウイグルで生産する中国4社からの輸入を禁止した。

この動きがあまりにも鈍いのが日本である。エコノミックアニマル、ニコニコ笑って不都合な真実には目をつぶる。中国の暴走を止めるどころか目の前の金に目がくらみ、脱炭素もジェノサイドもお構いなし。

破壊的チャイナショックでも起きて、日本は一度、海に沈んだ方が良い。汚れきった身体をまずは塩で浄める。坂本龍馬ではないが、ニツポンを今一度洗濯いたし申候なりだ。