第32回・東京オリンピック開幕会

オリンピック,スポーツ,世界,日本,雑記

Vol.2-7.24-557    東京オリンピック開幕
2021.7.24

7月23日夜8時、ついにオリンピックが開幕した。

今回のオリンピックは誘致が決定してからあまりにも多くのトラブルに見舞われた。それは昨夜の開会式まで続いたが、これからの17日間、大会関係者にとっては緊張の日々との闘いの始まりでもある。

始まりは、国立競技場の国際コンペだった。

ザハ・ハディドによる斬新なデザインが決まったが、膨大な費用から、断念再度コンペによって大成建設・梓設計・隈研吾のチームに決まった。

その後、①エンブレムの盗用問題、②竹田会長の贈賄容疑、③森会長女性蔑視からの辞任、④開会式統括・佐々木氏の女性侮辱から辞任、⑤開会式楽曲担当の小山田氏のいじめ問題辞任、⑥小林・小ディレクターのホロコースト揶揄で辞任

何という問題多き序奏であったことか。

最も大きなダメージが新型コロナで1年延期を余儀なくされたことだった。このコロナを材料に反政府組織に火がついた。

開催反対運動はメディアも巻き込んでまるで日本の意思のように国内を席巻した。そんの中においてやっと今日の開幕に至るのだが、“ 無観客開催 ” という何とも寂しいオリンピックにしてしまったのである。

そして、昨夜オリンピックが開幕した。

個人的感覚としては実に地味なものだった。

タレントのデヴィ夫人は、自身のTwitterで、23日に行われた東京五輪開会式について「最低最悪」と激怒した。それもわかる気がする。

さらにデヴィ夫人は、「史上初の最低・最悪な東京オリンピック開会式。なんと悲しい、淋しい、地味、簡素 想像、飛躍力ZERO オリンピック組織委員会は一体過去8年間に何をしていたのか、、、開会式が目玉なのに」と厳しい言葉を並べて開会式を批判した。

ジイは大いにこの意見に賛同する。

英国・五輪CEOアンディ・アンソン氏はオリンピックは世界の人々を一つにする力があるとし、『オリンピックに代わるイベントはいまだ世界に存在しない』としたこの認識を、日本の組織員会は強く共有していたのか疑問である。

一つの声高の意見に流されたとしたら、それは世界が実際の開会式を見ての判断がその答だろう。

ジイが最も残念に思ったのは、“ この厳しい環境下でも頑張ってやろう ” という挙国一致の意思が見られなかったことだ。

開会式はもう過去のことだ、望むのは、大会の主役であるアスリートたちがハツラツとした最高のパフォーマンスを発揮してくれることを望む以外にない。

ただ、成功を祈るだけだ。

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