政治の混乱の行く末

オリンピック,日本,雑記

Vol.2-8.7-571    政治の混乱の行く末
2021.8.7

コロナ感染が爆発的に増える中、政治は大丈夫か?と思ってしまう。

いくつかの事例だ、
1、先頃の西村康稔経済再生担当大臣が飲食店の締め付けを要請した文書が、大批判を浴び、翌日撤回。

2、河野行革大臣は、手腕を買われコロナ担当大臣に任命され順調に進むと思いきや、「手持ちのワクチンの量と今後の供給量を勘案し、最適化を図っていただきたい」と接種のペースを抑えるよう求めた。

ワクチン接種がコロナ感染を抑える切り札となるはずが、抑えよとはどういうことか。ちぐはぐな対応への不信感はつのるばかりだ。

3、自民党は政府が発表した、コロナウイルス感染症の一部中等症の患者は自宅療養を基本とする方針を打ち出した。この人命軽視の対応への批判を恐れた与党自民党は、批判が爆発する前に鎮静化させようと政府に撤回を求め、翌日には撤回と言うドタバタ。

4、公明党激震。衆院議員の事務所に東京地検特捜部が家宅捜索に入った。公明党の遠山清彦元衆院議員の元秘書2人が、貸金業の登録をせずに融資を仲介した貸金業法違反容疑で、事務所は関連先という。

公明党は過去にも★覚醒剤取締法違反★セクハラ事件★飲酒・窃盗・当て逃げ★餓死事件★ひき逃げ★少女買春事件★不倫辞職、まあ、いうなれば “ 人間だもの ” で済まされないほど多い。

と、立て続けに政治のほころびが表面化している。時あたかも衆議院選挙が間近に迫っている。自民党内にはオリンピック終焉と同時に一気に選挙モードとなるだろう。ピリピリした緊張に包まれている。

かつ日本周辺では、ならず者国家がコロナ禍の混乱の中、嫌がらせ、揺さぶりをかけてくる始末だ。

◆ 新型コロナウイルスの感染拡大もあって日ロ間で共同経済活動の具体化が進まないことにいら立ったのか、、ロシア政府は、ミシュスチン首相が26日から4日間の日程で極東とシベリアを視察に訪れ、このうち北方領土の択捉島も訪問すると発表した。

経済協力に乗り気でない日本に揺さぶりをかけるつもりであろうが、日本を舐めるのもいい加減にしろと言いたい。日本から金と、経済的メリットだけは要求し、勝手に変えた憲法で、北方4島は返せなくなりました。と平気な顔でいう。ここまで舐められては平和条約交渉などありようもない。ましてやロシアに金をつぎ込む経済協力などあってはならないことだ。

北方4島を返すつもりなど端からないのはあきらか。お人好しの日本はつい甘い言葉に乗っかり、「前進するかも?」とナイーブに反応して、良いように金をとられてきたか。

日本としては「不法な占拠によって4島を強奪した国」として世界に発信し続けていけばいい。強盗国家の汚名を言い続ける。それ以外にない。

◆ 第三の、ならず者国家・韓国は、コロナ禍のオリンピックで嫌がらせとは何ともお粗末な国だ。品性と品格とはほど遠い国。自国を客観視できない。中国の属国となるか、ロシアと中国の思惑、及び対アメリカとのはざまで、利用されるだけの悲しい国。

その韓国はロシア同様、不法に占拠した「竹島」の様子をインターネット上でライブ配信するという発表をした。

なんとさもしい国か。オリンピックの祭典に福島の汚染問題を問題化したり、人間として、国家としてどこまで品位を落とせば気が済むのであろうか。

そんな周辺国家の嫌がらせを受けながらも、オリンピックも後2日で終わる。

そのオリンピック、観客を入れていれば、爆発的感染は防げたかもしれない。

観戦中は、感染対策がされ、観客は世界に優等生を発信するであろうし、スパコン富岳が予想したように、対策により、感染はほぼゼロに近いと思われる。

今の状態は何度も何度も度重なる緊急事態宣言で不平不満、ストレスがたまっている状態で、若者はコロナに対しすでにインフルエンザ感覚になってしまった。

オリンピック観戦OKにすれば、観戦によってストレスは発散できる。観戦後は極力自宅直行をお願いした方が、夜の飲食規制より、よほど効果があったと思われる。

アスリートも、国民も、海外のメディア関係者も万々歳であったと高い確率で確信できる。夜のストレスを間違いなくオリンピックで解消できたであろう。その勇気ある決断をした宮城県知事、観客を入れて問題があったか知りたいものだ。

※ 観戦した人たちは
◆ 観戦した多賀城市の50代の男性は、「感染対策もしっかりしていて、安心して見られた。選手の声がはっきり聞こえて静かに見るのもいいと思いました」と話した。

◆ シャトルバスで宮城スタジアムからJR仙台駅に到着した40代の女性は「新幹線を使って日帰りで東京に戻るために1試合だけみて帰ることにしました。晩ご飯は駅弁で済ませようと考えています」

◆ 新潟市から来た50代の男性は、「仙台市に1泊しますがコンビニでおにぎりを買ってホテルに戻って食べる予定です」

◆ 仙台市の50代の男性は「本当は飲食店に立ち寄りたい気持ちもありますが、自宅に帰ってビールを飲むことで我慢しようと思います」と話した。

この宮城の状況をもっとメディアは報じて欲しいものだ。万が一感染者でも出ようものなら、「ほら見たことか」と蜂の巣をつつくように報道するのに、うまく行ったことは一切報道しない。

ここにも報道しない自由がほおかむりして潜んでいる。

国内、国外の “ てんやわんや ” 祭りの後のコメントが見ものだ。

その最後に、国民が衆議院選挙で意思表示するという、誠によくできた今年のシナリオである。

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