立憲に見る政治の危機

日本 雑記

Vol.2-9.11-606    立憲に見る政治の危機
2021.9.11

政界に、大きな労働組合が市民政党として出現したかのような様相である。

「立憲民主、共産党、社民党、れいわ新撰組の野党4党が次期衆議院の事実上の共通政策を締結した」こんな記事を目にしてびっくりした。

「共産党、社民党、れいわ新撰組」が共闘するならわかるが、野党第一党の立憲民主党が彼らと共闘するとは世も末である。

過去政権をとった民主党とは似ても似つかない。政治信条の異なる党が政権奪還?のために共闘するという。もうめちゃくちゃである。賢明な国民民主党、日本維新の会は当然だが、枠には入らなかった。

万が一どころか、億が一政権をとったところで、政策の一致などあり得ない。政略結婚してみたが、やっぱり考え方が違った。にっちもさっちもいかず早期離婚。この結末は目に見えている。世界に日本の「恥」を晒し脆弱な政治体制を改めて印象づけることになるだけだ。

立憲党首枝野党首は最近目がうつろである。頭が狂ったとしか思えない。消え去る運命の「社民党」と「れいわ新撰組」などの悪性ウイルスと知りながら取り込まざるを得ない。そこまで追い込まれていると言ってもいい。河野太郎氏ではないが「一ビンの中に腐ったものが入ればすべて腐ってしまう」ごとしで「みんな一緒に成仏しよう」とでもいうのだろうか。

この共闘には “ 市民連合グループ ” が後押ししたようだが、市民連合が提言したその政策とは
1、「憲法改征」反対
2、沖縄県辺野古への新基地建設反対
3、医療費削減政策を転換し、医療・公衆衛生の整備をすすめる
4、消費税減税、富裕層の負担を強化
5、原発廃止、脱炭素社会の追求
6、選択制夫婦別姓の導入。LGBT平等法の成立
7、モリカケ、桜を見る会の真相究明
以上に対して4党首野党が署名したという。

まさに巨大労働組合、国家観なき反政府集団である。

何かにつけ、野党第一党であるが故に必ずTVでは立憲党首枝野氏と安住氏が顔を出す。このテレビ出演が政権維持の大きな力になっている。国民の脳裏には「野党=立憲民主」が焼き付けられる。これがなければ野党はどこへ行ったのか?国民の脳裏から消えているかもしれない。

社民党やれいわ新撰組が国民のために何か役立ってるとは思えないが、国会に税金をもらって居座っていること自体が信じられない。

かといって国民民主党が野党として存在感を示しているわけではない。とりあえず党の体裁を保っているに過ぎない。

唯一「日本維新の会」は独自の主張を常に発信しているのは立派である。できれば国民民主党を吸収し、関東基盤を強化すればいいと思うが、党首玉木氏が保守色の強い維新を敬遠しているのであろう、進まない。

ただ、日本維新の会は大坂府知事、大阪市長も維新の会のメンバーである。関西地区は強い支持基盤を獲得している。今後は関東及び全国の知名度を上げる努力が必要となる。日頃の露出度を如何に確保し認知度を全国区にアピールしていくかが課題である。

現在は馬場伸幸氏と大阪市長として連日テレビに出て顔を売っている吉村洋文氏しかいない。その意味では、邪道かもしれないが、認知度の高い人間の発掘など、テクニカルな手法も入れて行く必要があるのではないか。

昔は、政権が取れなくても「社会党」という対抗軸があった。今は自民党の中に社会党がいるような感じがする。共産党は問題外だが、一度全党ふるいにかけ、保守自民党とリベラル自民党の二大政党を作った方がいいのではないか。そうすれば、河野太郎氏も枝野氏もリベラル自民党として大いに持論を発揮できると思うが。

今の訳の分からない少数野党では政権などとれない。河野太郎氏のように持論を封じなくてもいいようにまともなリベラル立憲自民党(仮称)の二大政党ができれば、公明党に揺さぶりをかけられることもない。

例えば、2大政党
◆保守自民党<安倍晋三、高市早苗、加藤勝信、古屋圭司、山谷えり子、青山繁晴、佐藤正久、岸信夫等々>
◆リベラル自民党<河野太郎、小泉進次郎、枝野幸男、玉木雄一郎、野田聖子、玄葉光一郎、安住淳、蓮舫等々>
上記枠には入れてはいけない
◆別枠革新系<辻元清美、森ゆうこ、福島瑞穂、逢坂誠二、吉田忠智>

こうすれば、緊張ある政権運営ができるのではないかと思うが。そうしないと日本政治がダメになる。
その画期的提案をする、令和の “ 坂本龍馬 ” が出ないものだろうか。