高市早苗を斬る

日本 雑記

Vol.2-9.16-611   高市早苗を斬る
2021.9.16

“ 高市早苗 ” という人物。

高市早苗(60才)は自由民主党所属の衆議院議員8期務めるベテラン議員である。

総務大臣(第18代-第19代・第23代)、内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度担当)、衆議院議院運営委員長、自民党政務調査会長(第55代)、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、少子化・男女共同参画、食品安全、イノベーション担当)などを経験している。

それほどテレビなどへの露出度が多いわけではないので、中にはあまりピンとこない方がおられるかもしれない。

一部からは過激な保守と言う人間もいるが、ジイなどは数少ない “ 保守本流 ” であると思う。安倍氏がいち早く支援を表明したのも、政治理念に共通項が多いと言うことであろう。

産経新聞のインタビューに答えている。
◆外交・安全保障について
日米同盟が外交の基軸。さまざまな情報や技術を共有していかなければ日本は守れない。

◆北朝鮮による拉致問題
衆知を結集し、あらゆるルートを使っていかなければ、北朝鮮は交渉のテーブルに着いてこない。同盟国と連携しそれぞれの案を出し、有効性を判断し実行していくべきだ。

◆台湾有事
台湾有事は日本に対する脅威であり、自衛権の発動に近い状況が出てくる可能性が高い。日米両国が共同して、日本の領土や国民を守ることでもあるという姿勢で取り組んでいくしかない。

◆中国の人権侵害について
「(人権侵害を非難する国会決議が見送られた)
本当に悔しかった。・・・日本で働いている特定民族の方々が脅迫を受けたり、母国に残している家族が危険な目に遭っている。日本国内にいる方々については、日本の国内法でしっかりお守りするのが私たちの役目だ。次の臨時国会では、すぐにでも決議したい」。

◆慰安婦、徴用工問題について
中国や韓国は世界中に向けて不正確な情報をさまざまな手段で発信しているが、日本の『歴史外交』や情報発信は弱すぎる。歴史外交を強化するための戦略を練り、各省に適切な指示を出せる部署が内閣官房にあればやりやすい。

◆安定的皇位継承について
天皇陛下の正統性と、国民の天皇陛下に対する尊敬の念の源は、126代男系でつないでこられた皇統だ。これはお守りしたい。

以上がインタビューの内容だが、保守精神をしっかり持った安定した考え方が出ていて落ち着く。

理想の女性リーダー像を英国のサッチャー首相をあげた。
「国民から歓迎されない政策でも、信念を曲げずに一生懸命、説得を続けた。こういう姿勢が理想であり、だいすきだ」と述べた。

安倍首相がいち早く支援を表明したのが理解できる。高市氏が男であったならと思う。女性で大いに結構だが、若手男性陣にも高市氏のような毅然として保守精神を語れる人間がいて、両雄並び立つという形がほしい。やはり一人では心もとない。

河野氏も、小泉氏もどちらかといえばリベラル思考である。高市氏のように信念をもって国家を語れる人物ではない。

河野氏は総裁候補になり豹変したが、小泉氏の明確な発言は、原発廃止し自然江ネルギー重視。慰安婦問題もあやふやな発言、靖国に対しても明確な発言を聞いたことがない。ほぼ河野氏と同質である。

今回の総裁選、石破氏が出馬を断念し河野氏支援を表明した。他の派閥も自主判断に委ねる可能性が高まっている。

派閥に属さない高市氏は安倍元首相が属する細田派の支持が大きな力になるはずだが、河野氏が保守色を強める変身技によって若手が河野支援に回る可能性が高い。ベテラン議員は岸田支援が大勢だ。そのあたりを勘案すると、岸田 VS 河野の公算が強い。

高市氏、初の女性総理のハードルはかなり高いと考えなくてはならない。

ただ、考え方がブレず、今後ともサッチャー首相のように信念を貫く政治行動ができ、風格が備われば、次回の総裁選は間違いなく戦える首相候補になるのではないか。