岸田新総裁誕生

日本 雑記

Vol.2-9.30-625  岸田新総裁誕生
2021.9.30

若干ひやひやした岸田新総裁の誕生だった。

岸田氏であろうとは思っていたが、若手が支持する河野太郎氏の歯切れの良さに押され気味に思えた総裁選でのTV討論であった。

選挙戦での収穫は思った通り、河野氏のリベラル思考の強さと、政治家らしい豹変、高市氏の保守精神の神髄が見られてたことは良かった。

結果はほぼ予想通り、岸田氏は1回目の投票で決まらず、決選投票の結果、岸田氏が257票、河野氏が170票で岸田氏が新総裁に選出された。

ちなみに、1回目の投票では高市前総務相が188票で2位を維持したのは予想外だった。

まあ、予想通りとはいえ、河野氏が当選ということも若干頭の隅をかすめた。とりあえず一安心というのが正直な心情である。

河野氏の歯切れの良さは確かに好感を持たれる。しかし、国家観と言う観点ではどちらかと言えば、野田氏と共に立憲民主党や共産党に近い。

ジイの持論だが、共産党と社会民主党、れいわ新選組、希望の党、NHK何とかの党・・・などの少数政党を除き、本来の保守とリベラル思考の議員に二分さればもっと白熱した議論が行われるのではと残念でならない。

このままでは野党第一党は反対党のレッテルを貼られっぱなしでいつまでたっても政権党にはなれない。何でも反対、自民党をけなすだけの党、憲法審議会の推進も妨害するだけ、日本の為にはならない。

国民の支持率は単なる指標ではあるが、自民党37%に対し立憲5%では話にならない。政党として期待していないという表れである。

立憲は埋没を恐れて、意に沿わない政党とも連立を組もうとするのだが、小沢一郎氏の「応援してくれるなら共産党とも組む」というようなことで政権はとれない。

国民をバカにしてはいけない。ただ、日本維新の会のようにまともな野党の支持率が伸びないのが気になるが、大阪色が強いのかもしれない。できれば維新を核として政権を担える程度の支持率と議員の確保ができればと思うが。

現状の支持率である
自民党37.6、立民5.5、公明3.6、共産2.9、維新1.1、後は0%台、話にならない。

戦後、社会党が自民党の対抗勢力として抑制を利かせていたが、政権政党にはなれなかった、時代が変わり、社会党消滅、民主党という自民党から派性した党によって政権を担える可能性もでてきた。

立憲は少数政党や共産党という全く路線違いの政党を抱き込むのではなく、自民党の若手、河野太郎世代の小泉進次郎、橋下 徹、吉村 洋文、野田聖子、稲田朋美などを引き抜くほどの気概を持って、もっと正々堂々と路線を打ち出し、国民が応援できる党に生まれ変わる根本的意識改革が必要だ。

それはさておき、岸田氏でよかった。河野氏はどこか怖いところがある。言葉では淀みなく答えて牽引力はみえるが、あらぬ方向に日本が進んでいく怖さだ。

気がついたら、中国の属国化、ジェンダーフリー推進、夫婦別姓に同性婚OK、女系天皇導入、靖国の代わりに国立墓地の新設、原発ゼロ、石炭火力廃止、自然エヌルギーの強化、英語の第二公用語化等が急ピッチで進められ、あらぬ方向に猛進して行ってしまうような恐怖感がある。

戦後76年、日本の戦後は極端に変わった。変えさせられたといっていいかもしれない。あのアフガンに20年、米国が駐留し手取り足取りしても変えられなかった国もあれば、占領7年で完璧にアメリカナイズされた日本。その申し子のような河野氏のような年代にこれからの日本の舵取りを任せる時代になった。

少なくともその世代に移る前に憲法改正だけはやり遂げたい。

悲しいかな、安倍晋三氏の「戦後レジームからの脱却」、安全保障、憲法、歴史問題、国家の権力行使など十分に理解されないまま退陣は今もって残念である。

若干なりともその思いを引き継ぐ岸田氏には、自身の発言にもあった憲法改正だけはやり遂げていただきたい。