エスカレータのマナー

日本 雑記

Vol.2-10.9-634  エスカレータのマナー
2021.10.9

「エスカレータ 歩かないで!!」

エスカレータは歩かないで立ち止まって乗るように努力義務を課す全国初の条例が、埼玉県で10月より施行された。

確かに昔は歩くようなことはなかった。

じゃあ、いつから始まったのか、、
何かと新しいものは商魂たくましい関西から発することが多い。あまり誇れないちょっと “ H ” な “ ノーパン喫茶 ” や “ ノ ーパンしゃぶしゃぶ ” なども関西発である。

このエスカレータの “ 歩行 ” も関西発だった。

大阪文化論に詳しい相愛大学特任教授の前垣和義さんによると、今から54年前、阪急うめだ本店がある場所から移転した。その際、3階乗り場に通じる長いエスカレーターが設置された。

そこで「走って上り下りするのは大変危険ですのでおやめください」に続き、「お歩きになる方のために左側をお空けください」というアナウンスを流し始めた」のが始まりだという。

長いエスカレータがきっかけとなり、「立ち止まる人と、歩く人の両方の利便性を考えた」ものだった。ということらしい。

歩かない人は関西では「右立ち」、関東他の地域では「左立ち」との違いも面白い。

今回は、全国初の条例で “ 努力義務 ” であるため、効果のほどをいぶかる人もいるが、一人一人の心がけと地道な注意喚起、まあ定着するまでにはそれなりのキャンペーンも必要であろう。ただ、始めたからに何とか定着させたい。

ジジイもいい年になり、健康関連の本や番組は注意して見ている。とにもかくにも歩くことは誰もが推奨する健康法の定番である。

それに、多くの健康本には、エスカレータは利用せず、せめて3階程度は階段を歩きなさいと推奨する。それも駆け上がるのではなく、ゆっくり上がり降りすることが筋トレには良いらしい。

特に若者は健康というより、日頃の運動部不足解消と、筋トレのつもりで、意識して階段を軽快に駆け上がればいい。そんなの “ イヤダ~ ” という若者はスマホチェックタイムにすればいい。歩きスマホよりよほど安全だ。

朝夕の通勤時間帯などは、右側を歩く人が多いが、時間を過ぎれば、右側は誰も立ってないケースも間々ある。それでも歩く人のために右側を空け、左側に長蛇の列ができるケースなど実に効率が悪い。二列に並んで乗ればあっという間にはけるのにと思うことがある。

中には、歩きたくないが待つのが嫌で、やむを得ず右側を歩いて登る人もいるのではないか。ジイなどはその中の一人だ。

まあ、高度経済成長期、何しろ先を急いぎモーレツに働い時代の雰囲気に乗っかった感がある “ 歩エス ” 。ただ、エスカレータそのものは歩くように作られていない。急ぐ若者は階段で、エスカレータは2列で安全に。と本来の姿に戻すのが良いのではないか。

埼玉県よ “ ガンバレ!! ” ジイは意識して階段に挑戦してみよう。