総裁選 高市早苗の功績

日本 雑記

Vol.2-10.30-655  総裁選 高市早苗の功績
2021.10.30

総裁選が終わってすでに1か月が経とうとしているが、長尾敬前衆議院ではないが、かつてない白熱した総裁選であったがために、今もその余韻を残している。

総裁はほぼ岸田文雄氏と踏んでいたのだが、メディアの後押しもあり河野氏が勝つかもしれないという雰囲気もあった。その状況の中で徐々に河野氏が失速というより高市氏の好感度が上がり、中盤から河野VS高市氏の様相を呈していたのは少々驚いた。

「保守VSリベラル」と言った二極化された総裁選挙戦。メディア関係はリベラルな河野氏支援、保守派本命の岸田氏と高市氏。もう一人のリベラルだが出る必要があったのか疑問だが野田聖子氏の2対2の構図となった。

その2番手候補<河野VS高市>に注目が集まった選挙でもあった。党員票で圧倒的に河野氏有利の中で
河野氏 党員票 169 国会議員票  86 計 255票
高市氏 党員票  74 国会議員票 114 計 188票
と言う結果だが、高市氏が予想を翻し国会議員票で河野氏を抜いて第2位となったのには驚いた。

ネットでの高市評は熱狂的だったようだが、何がそうさせたのか。

長尾敬・前衆議院議員がWILL12月号に総裁選にからみ、河野氏と高市氏にスポットをあてた論説文があった。

長尾氏は
日本が直面する問題に「具体的に」「おどおどせず」「自分の声で」「ハッキリと」言い切った。さらに議員の地元貢献を調べ電話での呼びかけ時に細かく評価することで議員の心をつかんだことだと言った。

ジイなどが思うに、靖国参拝にしても敵基地無力化に向けた法整備にしても臆することなく従来から持つ考えを変えず、堂々と主張した姿に、特に保守層は心意気を感じとったのではないかと思う。

翻って河野氏、歯切れの良い答弁は定評のあるところだが、本来の原発廃止や、夫婦別姓、女系天皇容認など従来の主義主張をことごとく総裁選用に変えてしまたことにその本性を見抜かれてしまったということだろう。

さらに、メディアに出ない部分での横柄な物言い、党を軽視した発言が表に出るたびに信頼たるべき人間像に疑問を持った人も多かったと思われる。

政治家など二面性は当たり前の世界だ、しかし本筋から外れた間違いはそのままスライスされると怖い。そんなところが垣間見えたということだろう。

コミュニケーション・ストラテジスト岡本 純子さんは
高市氏は「国防にかかる脅威」「リスク」「災害」のほか「危機管理投資」や「海外からのサイバー攻撃」などに対し、細かい数字をそらんじてその激増ぶりを示し、「私たちの生活のあらゆる場面に、その脅威がある」ことを朗々と訴えかけました。

「生命や財産を守りぬけない状況が続いております」「危機的状況」「新たな戦争の対応」などと畳みかける口調は力強く、よどみがありませんでした。

彼女が多用した言葉。それは「守る」でした。冒頭、「生命と財産を守り抜くこと、領土、領海、領空、資源を守り抜くこと、国家の主権と名誉を守り抜くこと。私のすべてをかけて働くことをお誓い申し上げます」と力を込めて言い切った。

「ジャンヌダルク的」ポジショニングを打ち出した小池都知事にも似た手法です。

「口調は柔らかい」のに、主張を曲げることなく、「勇ましく言い切る」。硬軟をバランスよく見せた。さらに彼女が大きな武器にしているのが「笑顔」。

主張はタカ派でも、口調はハト派。エモーショナルな言葉も操る一方、当意即妙に歯切れよく政策を語り、ロジック構築をする力も抜群。そうした戦略性はこれまでの政治家には見られなかった底知れない不気味さを秘めています。、、、と評価した。

初めてと言ってもいいかもしれない。保守政治家らしい政治家の登場だ。
ジイも応援したい。政界の “ 櫻井よしこ ” となっていただきたい。