爆発したロシアのコロナ

世界 日本 雑記

Vol.2-11.4-660  爆発したロシアのコロナ
2021.11.4

日本の新型コロナウイルス感染者は日ごとに減少し、3日の感染者は東京都18人、全国でも221人。市民感覚ではほぼ終息した感がある。ただ緊急事態宣言が解除された年末・年始の数ヶ月は特に油断は禁物、感染対策は怠れない。

その対照的なのが、ロシアである。爆発的流行で過去最悪の状況になっている。

11月1日現在
◆ロシア【感染者数】841万人(人口比5.8%)【死者】235,318人(人口比0.16%)
◆日 本【感染者数】172万人(人口比1.37%)【死者】18,292人(人口比0.014%)
8月末あたりは日本の感染者はロシアを上回っていた。ところが、最近のロシアは1日あたり4万人規模、死者も1000人超えが続いている。

感染者は10月に記録した40,993人に迫り、死者は過去最高を更新してしまった。

その原因はどこに
①感染力の強いデルタ株の蔓延
②ワクチン接種開始から10ヶ月経っても接種率30%の低さ
③長期化するコロナに国民の危機感の薄れ
④対策に対する規範意識の乏しさ、、、、等が上げられている。

そのワクチンの接種率の低さだが、直近の世論調査で「接種しない」とする回答が45%に上ったというのだ。

いったい、どういうこと??世界初の自国産のワクチン「スプートニクV」を承認したのはいいが、専門家の話では「接種の遅れは大規模治験を後回しにしてワクチンを承認し、国民に不信感を植えつけた」と言う見方がある。

治験が十分でないワクチン、国民に接種することで治験に代えようということか、これじゃまるで人体実験ではないか。拒否するのも理解できようと言うものだ。

同じ独裁でも中国共産党のように有無を言わさず都市封鎖、規則に反すれば目の飛び出るような罰金。応じなければ逮捕・収監と徹底すれば効果も出たのであろうが、強権の方法が陰湿である。

ある意味、中国は分かりやすいが、ロシアには不透明感が漂う。

しかし爆発的感染を何とか抑えなければならない、プーチン政権は10月末から全国で臨時の9連休を導入した。「家に閉じこもって働くべからず」外に出るなということだ。

大統領期限の延長や、北方領土を返さないための法律改正はほぼ強権的に変更できても、コロナウイルスだけは思うようにいかないようだ。

さあ、9連休で終息の目途が立たないとすればいかなる手を打つのか。困った時こそ相談すべきはお隣さんだ。中国なり、日本にご相談されてはいかがであろうか。決して足元をみるような野暮なことはしない。

困った時はお互い様、特に命に関わることだ。ワクチンを融通するなどは出来るはずだ。是非ご相談いただきたい。