SDGsは猛毒

世界 日本 雑記

Vol.2-11.5-661  SDGsは猛毒
2021.11.5

“ SDGs ” 最近よく聞く言葉である。

SDGsを検索すると、外務省のホームページにつながり、下記内容が記されている。

◆持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。、、、とある。

これを見る限りとても良いことのように思えるが。

ジェイソン・モーガン麗澤大学准教授はWill.12月号の中で、のっけから『国連が世界中に「社会主義」という猛毒を飲ませようとしている。それがSDGsだ』とちょっとショッキングなタイトルでの論説があった。

その主な内容は
「長年にわたって “ 国連の正体 ” を報道しているアメリカの保守系雑誌『ニュー・アメリカン」によれば、SDGsは “ 持続可能な発展とは関係ない ” と結論づけている』とし、本当の目的は「全世界の社会主義化」だというのだ。

いま、日本ではメディアを中心に「SDGs」という言葉が盛んに使われるようになった。つい先日もNHKラジオでSDGsを特集していた。

では何故、「ニュー・アメリカン」はそう結論付けたのか。

まずはSDGsの経緯だ。

『SDGsの前身が「ミレニアム開発目標」であり、さらにその前身である “ アジェンダ21 ” は、貧困の撲滅や環境汚染対策など、将来への持続可能な文明を実現するために、国連が人類を中央管理する「グローバル社会」の未来が描かれている。まさに “ グローバリズムの聖書 ” と言ってもおかしくない。』

『グローバリズムとは社会主義が変貌した姿であり、社会主義とおなじくエリート層が大衆をコントロールする考え方だ。・・・ユネスコは2005年から「SDGsのための教育」を10年間行った。

具体的には、国家の主権、私有財産、言論の自由などをなくしていく教育であり、社会主義がずっとねらってきた目標だ』

『2012年リオで開かれた「リオ20」で経済・社会・環境をテーマに議論されたが、その時の事務局長が中国・紗祖康で、その時のコメントが「中国はすでにSDGsの分野で優れた成績を達成していて、将来的にもっと国際的なSDGsに携わる可能性が十分ある」と国連との親密な関係を匂わせた』

今回のコロナ問題でWHOのテドロス事務局長が中国とズブズブの関係であったのと同じ構図である。

国連はすでに中国に乗っ取られていると言うシビア―な見方も厳然としてある。

そもそも国連は地球問題を解決する場として創設されたわけではない。第二次世界大戦の戦勝国が「グローバル支配」を目的としたもので、国際機関とはいうものの、真の権力を握っているのは、アメリカ、ロシア、中国である。

その証拠にいまだに国連憲章には敵国条項が残っている。
「国連憲章第53条、77条及び107条の通称。 国際連合の母体である連合国に敵対していた枢軸国(日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド)が、将来、再度侵略行為を行うか、またはその兆しを見せた場合、国際連合安全保障理事会を通さず軍事的制裁を行う事が出来る」と定められた条項が存在する。

中国が国連を中国のプロパガンダに利用している証拠として、「南京大虐殺」という歴史のでっち上げを世界記憶遺産に登録した。さらに毛沢東の遺体を安置する「毛主席記念堂」を世界文化遺産に登録を目論んでいる。あの残虐な文化大革命を主導した人間をだ。

国連は『「国際平和」というイデオロギーの下で、巧妙にできたスローガンを唱えながら、実際に支配している』とモーガン氏はいう。

モーガン氏は「国連と言うと日本人は頭から信じてしまう。それは日本人がフェアプレー精神や、ルールの厳守、そして役人の存在を大切にしているから」だという。

確かに、日本は国連といえば世界標準のように右向け右に邁進する傾向がある。特に訳の分からない横文字に革新的進歩性を感じ、遅れまいとして自ら旗振り役となる。このナイーヴさは世界屈指である。

この傾向は改めなければならない。

ジイは孫娘を国連事務総長にと思ってハッパをかけているが、初の女性事務総長として国連を変えるには “ 鉄の女サッチャー ” を超える “ 鋼鉄の女 ” にならなくてはならないようだ。

それにしても『SDGs』、「ニュー・アメリカン」の指摘した野望を本当に秘めているのか。100年先を描く中国である、決して夢まぼろしではない。

モーガン氏に言わせれば、母国アメリカを含め、世界の多くの中央政府は芯まで腐敗しているという。そう聞くと日本は貴重な存在である。

そうであるならば、日本人の正直で誠実な人間が世界の名だたる機関の長になればきっと世界を変えられる。そう思ってしまうが、そこに行くまでに金と権力と汚職をも飲み込み、強力なフィクサーを必要とするのだろう。、、、日本人にはかなり高いハードルである。