BIG BOSS

スポーツ 日本 雑記

Vol.2-11.10-666  BIG BOSS
2021.11.10

BIG BOSS 就任おめでとう。
新庄剛志氏が日本ハムの新監督に就任した。

現役時代から派手なパフォーマンスは知られていたが、新監督の就任記者会見でいきなり驚かせてくれた。

ワインレッドのスーツに、成形した顔。大きな襟を立てた白いシャツに、サングラス。無精ひげ?とも思える口髭、まったく変わっていなかった。

就任早々の記者会見でもまったく物怖じせず、恐ろしいほどの異彩をはなった。

「僕、監督と呼ばれるのあまり好きじゃなんです。BIG BOSSと呼んでください」いきなりの要求である。

今回、監督の就任要請は2年前、現役復帰を目指しトレーニングを重ね、トライアウトを受験したが、球団からは “ 桜散る ” ではないが、「いつかまた会える日を楽しみにしています」と体の良い不合格のメールを受け取った。

普通ならああ、残念、チクショウ!と思うところだが、「あのメールには必ず何かある」。そう信じて今季は、12球団の2軍選手のプレーをみて勉強したという。う~ん、不思議な感性を持つ超能力者かも知れない。

10月に入ったら監督のオファーがきた。待ってましたとばかりに「ハイ、やります」。返答まで「1秒」の即決だったと明かした。

3年連続5位に沈むチーム再建に、畑佳秀オーナーは「重要なこの時期にチームを任せるには、新庄が最もふさわしい」と語った。

当の本人は、「正直、自分が一番びっくりしている。僕でいいのかなという思う反面、僕しかいないな、と。日本ハムも変えていくし、プロ野球も変えたい」といい、冷静に受け止めながらも、一気に新庄流に切り替えるあたりは異星人である。

球団社長が新庄に求めたことは
① 常に優勝争いができるチームにする
② ファンサービスの実践
この2つだ。優先順位は当然1番だ。

誰もが、大丈夫かなと思いきや意外と冷静な対応も見せた。
新庄新監督は、過去の例から言えば、3年~5年の契約とするところだが、1年目から勝負をかけるとの意気込みをみせ自ら1年契約を望んだ。

開幕投手も、レギュラーもまったく決まっていないと強調し、選手にも緊張感を持たせ、文字通りゼロからのチーム再建を口にした。

「優勝なんか一切目指しません」そんなことを言うから選手がのびのび野球ができない。「新しい野球をつくっていく」と力を込めるあたりに、自分なりのビジョンをしっかり持っていることが伺える。

果たして新庄野球とはどんな野球であろうか。「1年1年が勝負」という姿勢には、すべてプロ集団、やるべきことをやれば自然、優勝は転がり込んでくる。そのやり方は、『新庄・BIG BOSSが教えてやる。ついてこい!!』とばかりに、BIG BOSSのネーミングに込められているのではないか。

いうこと、やること、まさに異彩を放っているが、選手心理もよく読んでいる。野球に関しては意外と正統派ではないかと思える。

さあ、オフシーズンに入る。キャンプはどうするのか、どんなパフォーマンスをみせるのか、確かにオーナーが発したように、今の日ハムには新庄監督がぴったりのような気がしてきた。

会見後の写真撮影でオーナーから握手を求められると「まだ、早い。頂点をとってから」と拒否するとは、ちょっとカッコ良すぎはしないか!!と思ったが、キザもそこまで徹底すれば、ひょっとしたら?と大いに期待を抱かせる。

春のキャンプからスタンドを超満員にするだろう。すでにファンサービスは保証済みである。来年のパリーグはBIG BOSSシーズンになるのではないか。