高騰する物価にどう対処

日本 雑記

Vol.2-11.18-674  高騰する物価にどう対処
2021.11.18

ガソリンが高騰である。先日30ℓ 4,000円で済んでいたのが5,000円を超えた。びっくりである。ジイにとって車は営業上不可欠。薄給の身、その日暮らしのジイにガソリンの値上げは痛い。

今頃になると、住宅街に車で出張販売に来てくれる灯油の値段が、昨年1700円程度だったのが、一気に2,000円を超えた。

何もかも、値上げだ!値上げだ!値上げだ!値上げだ~~~って感じになってきた。
安定した低価格に慣れきった国民にはちょっと響く。

ガソリンだけではない。
2021年10月より、制度変更や原料費の高騰、増税などにより、さまざまなモノ値上げされる。

① タバコ・・・たばこ税の増税に伴い、10月より1箱当たり10~40円程度の値上げ
② 小麦・・・輸入小麦が、10月から値上げ。輸入小麦を使用したパン、菓子、麺類などの商品も値上げ
③ マーガリン・・・マーガリンの主原料である油脂類の価格が世界的に上昇、10月1日マーガリンが4.3~12.8%値上げ
④ 電気料金・・・燃料費調整単価の上昇に伴い、東京電力は1kWhあたり約0.54円値上げ
⑤ ガス料金・・・原料費調整に伴い、東京ガス1m3あたり3.48円の値上げ

ところがどっこい、最低賃金も値上げされるらしい。
毎年10月に改定される最低賃金の値上げ。全国平均28円の引き上げ予定されているとは嬉し~~~い値上げである。

製造業も大変である。
コロナの影響で海外拠点の工場閉鎖などが影響し、半導体不足に、鉄や銅の高騰。部品の供給不足もコロナは襲った。

特に、銅は電気自動車の普及で一気に需要が拡大した。そこに金融緩和を背景にした投機マネーも流れ込み、価格が高騰。車、エアコン、カーナビ、ゲーム機などの生産が減少した。

そんな中、コロナ発生当初に中国に集中したサプライチェーンで痛手を負った経験から、日本の製造業は、在庫の充実、価格低下時の買いだめ、調達先の多角化、複数の部品が使えるように設計変更したりと対応してきた。

しかし、コロナの影響は想像を超えた。それだけでは吸収しきれず、ついに “ 地産地消 ” に舵を切った。生産の国内移転である。

ソニーは台湾のTSMC(半導体メーカー)が日本に工場をつくる計画に協力し出資を決めた。

生産拠点の国内回帰は雇用の増加につながり、活気も生まれる。特に工場の建設は昭和の高度成長を彷彿させる。何といっても製造業の牽引力は莫大、経済復活の要である。昔、「キューポラのある街」という映画があった。工場から上がる煙が高度成長を思わせたが、ガンバレ!!製造業だ。

中国だ、ベトナムだ、インドネシアへと移った製造が日本に戻っても、韓国より低くなった平均賃金を考えれば、それほどのコスト増にはつながらないのではないか。それよりも経済安全保障が担保される方がよほど日本にとっては重要だ。

さあ、製造業を中心に経済に活気を戻し、安定したサプライチェーンの中で “ 質の良い= メイド・イン・ジャパン ” を世界の最高品質としようではないか。