偽情報

世界 日本 雑記

Vol.4-2-79 偽情報
2020.04.02

私達は、いとも簡単にデマ、偽情報に踊らされてしまうのか。
「新型コロナウイルスでトイレットペーパーの輸入がストップしてしまう」という情報が流れた途端に、スーパーへ買いだめに走る。

今や情報社会である。
如何に早く有効な情報を収集し、それをどう加工するかというインテリジェンス能力(情報を知識と知恵によって有用な情報に加工)が問われる時代になった。
しかし、その前にその情報が正しい情報であるかを見分ける能力が当然必要である。

判断能力に乏しい高齢者が¨オレオレ詐欺¨に会うのは、犯罪者の巧みな攻略法もあるが、「果たしてそうか」という疑問を持たないところに原因の一つがある。

日本人はもともと人を信じやすい人間性だ。これは決して悪いことではないとジイは思う。
しかし、今や世界はボーダーレスになった。我々ジジババが、過ごした昭和初期とは全く違う世界になったことを、頭の片隅にはおかなくてはならない。

情報が氾濫する中、何を持って真正な情報と判断するのか、自分の知識の量で判断するか、あるいは情報の出どころか、あるいは発した人間の信用性か、などそれを判断するのであろう。

ジイなどのように知識量が少ないものはやはり、発信者の信用度と発信元から判断するより仕方ない。
ネットなどのように誰だかわからない、あるいは発信元がはっきりしないものは、果たしてそうか?の視点を持つこと必要だろう。

しかし、これが国同士になると難しい。

日本のように、真実は一つ、世界はわかってくれるだろうという性善説では到底太刀打ちできない程、偽情報をプロパガンダ(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為)という手法であたかも本当のことのように宣伝する技術に日本は中国と韓国の情報戦に負け続けている。

今、新型コロナウイルスでの情報戦が繰り広げられている。

USA VS 中国・イラン・ロシアだ。

<中国・イラン・ロシアの言い分>
*新型コロナは中国湖北省武漢に米国が持ち込んだ。
*新型コロナは米国の生物化学兵器だ。

<中国のプロパガンダ>
*一連の危機対応で中国共産党が最も優れている。
*中国はウイルスの封じ込めに成功した。
*ウイルス対策で国際連携を進めよう。
*WHOは中国を賞賛している。
*中国人民の苦しい努力で世界各国の感染予防・抑制のために貴重な時間を勝ち取り、重要な貢献をした。
*中国は強靭だ。

<米国は>
*今回のウイルスは中国ウイルスと命名。
*新型ウイルスに関する見え透いた、世界規模の情報操作だと批判。
*中国はウイルスがどこから来たか分かっている。米国もウイルスの出所を知っている。
*中国共産党は事実と異なるばかげた陰謀論を広めている。

そんな応酬の中、中国は3人のウォールストリート・ジャーナルの記者証を報復の意味を込め取り消した。

一方米国は「人数の不平等是正のため」として中国メディアの社員60人削減を打ち出した。

昨年の貿易不均衡を正す、関税の応酬に始まり、ファーウェイを技術窃取の罪で刑事告訴し世界からの締め出し、香港の対応・新疆ウイグル弾圧批判、台湾支援など攻勢を強めている。

正に、ミサイルを使用しない戦争のようだ。

日本は言わずと知れた自由陣営、米国側の立場に立つが、客観的に見みても米国の方の筋が通っている。

WHOテドロス事務局長が金に目がくらみ中国べったりの姿は誰の目にもわかるように、中国は力(金)でねじ伏せようとしている。そのことに一顧だにしない中国共産党の本質には狂気が潜んでいる。

巧みな情報操作ならまだしも、嘘と不正を承知の上で堂々と言い張る国柄をどう表現すればいいのかジイにはわからん。
これは荒唐無稽に、地球を牛耳ろうとする馬鹿でかい暴力に、太刀打ちできるのは米国以外にない。

この勢力地図が常識的な地図に塗りかえられる時がくるとすれば、中国の自爆以外には考えられないであろう。

私達はインテリジェンス能力を少しずつでも高める努力と、人の意見を鵜呑みにするのではなく「果たしてそうか?」の視点と信頼できる人物を自分の中に持ち、己の考えを照らし合わせ、確かなもの修正し、自分の目を養う必要があるのではないかとジイは考えるが。

それはそうと、オレオレ詐欺の電話を待っているがなかなか来ない。さすが詐欺師だ、コスト計算に長けている。
インテリジェンス能力もすこぶる高いと断定せざるを得ない。