立憲・泉新代表がスタート

日本 雑記

Vol.2-12.2-688   立憲・泉新代表がスタート
2021.12.2

立憲民主党の代表が、決選投票で泉健太氏が新代表が選ばれた。

当選後、泉氏は
◆『困っている方に寄り添い、皆様のために働く政党として、全員の力で改めて歩んでいきたい』と挙党一致を呼びかけた。

◆代表選で競った3候補を党役員に起用し、役員の半数を女性とする考えも明らかにし、党の方針として、政府与党への「対決姿勢」一辺倒から脱却を目指すと路線の方向性を示した。

◆共産党と合意した政権獲得後の「限定的な閣外協力」を含む共闘の在り方に関しては「単に継続ではなく、党として総括しなければならない。現時点で何かが存在しているという考えはない」と白紙を強調した。

◆日本維新の会との関係は「国民民主党が立民の兄弟政党のようにおもわれているかもしれない。維新はそれよりも遠くにおられるので、特段触れるような話はない」とした。

この話を聞く限り、政権を担う覚悟は感じられない。安全保障が全く語られていない。

国民に寄り添うというが、国民の声を本当に聞いているとは思えない。国民の半数以上がすでに憲法改正の意思を示している。安全保障の要となる憲法改正に一切触れない。野党第一党の資質を欠いている。

執行役員会のメンバーの半分は女性になることを目指したいというが、始めから割合構成を決め、形から入る姿勢は疑問である。男女に囚われず実力や適性によって冷徹な原理の上で決めて行かなければ、この緊張した国際環境の荒波を乗り越えられるとは思えない。

共産党との関わりについても、現時点で白紙とはいうものの、選挙協力は今後も続けると言う。一方の共産党・志位委員長は今後も今まで通り共闘の意思を示している。共産党色が払しょくできないとすれば党勢の復活は無理だ。

立憲と維新は考えに相当開きがある。

改憲派の維新に、護憲の立憲。政府与党とは是々非々の維新に、過去の立憲はモリカケなど敵失攻撃ばかりで政策論争で圧倒することは皆無。立憲・維新は水と油である。

まあ、立憲民主党は旧社会党の流れをくむ議員など、まさに多様性を抱合したような党である。

安全保障、外交、拉致、エネルギー政策、中国人権問題、尖閣諸島への領海侵犯など中国関連等で政策をリードするには意見の一致を見るには難しいのではないか。でなければ国会で上記課題にも鋭い指摘が出るはずである。全く出ないというのはその難しさをもの語っている。

女性宮家の創設に賛成、原発反対、憲法9条改正反対、選択的夫婦別姓制度の導入賛成、同性婚賛成、ジェンダー平等推進等、左翼思想には党員の多くに一致した考えがある。しかし、そこには必ずしも、国民の意思との一致があるわけでなない。かなり違う部分がある。

同性婚も夫婦べ性もジェンダー平等も、一部の革新的思想がリードしているだけで、国民もそうであるという錯覚にとらわれているような気がする。

どうも、ジイは旧社会党を知っているので、その生まれ変わりのようなイメージが消えない。代表を争った4人もほぼ同じ考えである。

2大政党制で一翼を担うには、米国のように国を愛するという根本思想は共和党・民主党に変わりはない。

日本であれば、皇室であり、靖国であり、国旗・国歌である。そこに違いがあっては2大政党はあり得ない。

自民党にも多くのリベラル思想が増えてきたが、いずれ自民党が割れてそこに維新の会、野党の一部が加わり対抗勢力となるのではないか。まだまだ先である。

はみ出た議員は共産党と合流すれば、異質が一つとなり、国民にも分かりやすい。旧社会党は消えたのである。国民から排除された政党思想の復活は危険である。

さあ、立憲民主党。来年夏の陣までどのような政党色を出し、国民の信頼を勝ち取るのか。性根のすわった党改革を見ていきたい。

余談だが、<立憲・泉健太 自民・岸田文雄 共産・志位和夫氏>の3人がともに「7月29日」の誕生日とは驚きである。来年はこの3人が政治動向の中心になる。注視したい。