イグノーベル賞って?

世界 日本 雑記

Vol.2-12.17-703   イグノーベル賞って?
2021.12.17

“ イグノーベル賞 ” 聞きなれない言葉である。

メジャーでないのはやはり賞金が “ ゼロ ” というのもあるかもしれない。しかし、何度か耳にしたことがある。それもそのはず、日本は毎年受賞しているからである。年に1回は耳にしているはずだ。

ちょっとWikipediaから抜粋したい。

<イグノーベル賞(英: Ig Nobel Prize)とは>
「人々を笑わせ考えさせた研究」に与えられる賞。ノーベル賞のパロディーとしてマーク・エイブラハムズが1991年に創設した。

「イグノーベル (Ig Nobel 」とは、ノーベル賞の創設者ノーベルに、否定を表す接頭辞的にIgを加え、英語の形容詞 ignoble 「恥ずべき、不名誉な、不誠実な」にかけた造語である。

公式のパンフレットではノーベルの親戚と疑わない Ignatius Nobel(イグネイシアス・ノーベル)という人物の遺産で運営されているという説明も書かれているが、ノーベル賞にちなんだジョークである。

<創設経緯>
1991年、ユーモア系科学雑誌のマーク・エイブラハムズ編集長がサイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』を発刊する際に創設した賞であり、面白いが埋もれた研究業績を広め、並外れたものや想像力を称賛し、科学、機械、テクノロジーへの関心を刺激するためと始めた。

毎年9月もしくは10月に「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。

<選考対象は>
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に合致する項目から条件をクリアした、10程度の個人・団体が選考される。また本家ノーベル賞とは違い、故人も対象となる。

<賞金>
賞金は原則としてゼロだが、業績にちなんだ副賞が贈られる。
【以上Wikipedia】

驚くことなかれ、日本は2007年から15年連続、30年の歴史の中で24回も受賞している。今年もアッパレ『歩きスマホ』の実験や研究で「動力学賞」を受賞した。

受賞したのは京都工芸繊維大の村上久助教らの研究チーム。

今回受賞した実験では、27人ずつの集団が対面して10mの道をすれ違う状況を仮定。通常は歩行者が列を作ってスムーズに進むが、片方の集団の3人が歩きスマホをしたところ、両方の集団の列が乱れ、歩行速度も低下した。

分析すると、「一部が歩きスマホをしているだけで、本人だけでなく周りの人の歩行も乱れ、ぶつかる直前に大きくかわすようになる」ことなどを解明して、「歩きスマホ」理論を打ち立てた。

村上氏は大学院の時から、数千匹といった群れで行動する「兵隊ガニ」の動きを研究するため、沖縄・西表島に1ヶ月滞在し研究を続けるなど、いろんな群れを研究してきた経験が今回の成果につながったようだ。

『好きなことに熱中する』この瞬間を実感するために人間は生きているような気がする。

好きで、好きで、好きで、そのことをやっていればメシを食うことさえ忘れる。この熱中しているとき、頭の先から指の先までの血が熱くたぎって時間の存在を忘れる。その瞬間を実感するだけでこの世に生まれてよかったと思えるはずだ。

例えそれが、誰かの何かの役に立つことでなくてもだ。

小柴昌俊氏は天文学の物理学者でニュートリノの観測に成功した一連の成果でノーベル賞を受賞したが、この研究は誰かの役に立つものではありません。と笑っておられたが、その研究と成果は夢を与えると言う意味で十分役にたっているのではないか。

ところでこのイグノーベル賞。賞が創設されて以来日本は、イグノーベル賞常連国になっている。継続的に受賞しているのは日本以外にイギリスで、創設者のエイブラハムズによれば、「多くの国が奇人・変人を蔑視するなかで、日本とイギリスは誇りにする風潮がある」という共通点を挙げている。

それもあるが、何にでも興味を示し、何でも受け入れる日本人。別のば見方をすれば警戒心のなさも天下一品。その意味で、世界から最も嫌われることの少ない民族ではないか。近隣3ヵ国を除いての話だが。

最後になりましたが “ イグノーベル賞 ” おめでとう~!!