CO2を食べる?

日本 雑記

2022.01.06-723   CO2を食べる?
2022.01.06

CO2を食べる?ってどういうこと?

世の中の進化は恐るべしだ。CO2を減らすこと、すなわち出さな事で減らそうとしてきたのが今までの常識である。それを食べてしまうというのだ。

凄い発想ではないか。CO2を食べてお腹こわさないの?と素人はバカなことを考えるが、食べてくれるのは「水素細菌」くんである。

新聞によると2050年脱炭素の目標実現に向け、遺伝子操作を加えた微生物にCO2など温室効果ガスとなる特定化学物質を食べさせることで、燃料やバイオプラスチックなどを効率よく作り出す「合成物質」技術の実用化に乗り出すというのだ。素晴らしいではないか。

岸田首相は「クリーンエネルギー戦略」を検討する審議会に盛り込む方針である。

CO2の発生を抑制したり、地中に埋めたりする方法とは別である。バイオ技術を活用して「CO2を資源化する技術」として日本が開発を主導し、世界の温室効果ガス削減につなげるという。

技術の仕組みだが、
◆回収したCO2+H2 ⇒ を<水素細菌>が食べる(この時に遺伝子操作を加える) ⇒ 燃料・繊維・プラスチックなどを作り出す

ほんまかいなと思う。こんなこと誰が考えるんだろう。ただただ感心するのみだ。

水素細菌は、藻などと比べ、50倍以上のCO2吸収力があるとされているそうだ。

さらに、大気から直接CO2を分離・回収する「DAC」などと組み合わせ、CO2を有効活用する。
(DACは、吸収液や吸着材に空気中のCO2を吸収・吸着させ、その後加熱や減圧などの操作で吸収液や吸着材からCO2を分離・回収する方法)

国内ではすでに、ミドリムシ由来のバイオ燃料を製造したり、遺伝子を組み替えた微生物をもちいて高機能な繊維を加工したりする企業があるそうだ。

我々が知り得ないところで業界は必死に頑張っている。民間のたゆまない研究や技術開発には頭が下がる思いだ。

日本は長年、しょうゆや酒など微生物による発酵技術を活用したモノづくりの豊富なノウハウがある。政府は大いに企業支援を支援していただきたい。そして水素細菌を使った脱炭素技術を世界に先駆けて成功させ、全世界に貢献しながら、BIGなビジネスになることを祈りたい。

開発者の方々、御身大切にされ日本のために世界の幸せのために頑張っていただきたい。成功を祈ります。