極悪非道反逆5人組

世界,日本,雑記

Vol.3.02.05-753   極悪非道反逆5人組
2022.02.05

世界は脱炭素社会へ急加速する中、改めて原子力が見直されている。

一旦は地獄の底まで落とされた。しかし、どんな時も人類は困難を乗り越え、新しい技術を開発し、たゆまない努力を積み重ね、今も決して止まらず力強く生き続けている。

原子力という未曽有のエネルギーは、事故さえ起らなければ最高の高出力クリーンエネルギーである。と世界は再確認した。しかし、日本は福島の原発災害の後遺症が色濃く残る中、原子力再稼働への理解がなかなか進まないのが現実である。

そんな中、日本原子力研究開発機構が高温ガス炉で、「全電源喪失に遭遇しても原子炉の溶融などは起き得ない安全性を実証実験で証明した」全電源喪失に相当する過酷な条件下で実施された国際共同実験である。

実用段階の高温ガス炉では充電しながらグリーン水素を得るので究極の脱炭素電源になる。まさに画期的なことだ、原子力の世界に新しい光がさしたような嬉しいニュースである。

ところが、この嬉しいニュースに冷や水を浴びせるように、5人の元首相、小泉純一郎、細川護煕、鳩山由紀夫、村山富市、管直人が連名で、EU欧州委員会に、原発肯定方針の撤回を求める『福島県における放射線の健康影響について』という反論文を提出したのである。

原発反対を求めるのは自由である。しかしその論文の内容に、あろうことか、科学的根拠に基づかない『(原発事故により)多くの子どもたちが甲状腺がんに苦しみ、、、』というとんでもないことが書かれているのだ。

「福島県の甲状腺検査で見つかった甲状腺がんについて、県民健康調査検討委員会や原子放射線の影響に関する子国連科学委員会などの専門家会議で、放射線の影響とは考えにくい」と評価されている。」

また、例の日本学術会議ですら
福島県の子供の甲状腺がんに関しては「地域や外部被ばく線量が違う場合でも、発見頻度に意味のある差は見られない」と報告しているのである。

このような状況下にあり、5人の首相経験者は何が何でも “ 原発阻止 ” という自らのイデオロギーに固まっているとしか考えられないし、本当に日本を愛しているのかさえ疑わしい。

この5人お蔭で、この10年以上、風評被害払拭を図ってきた福島の努力が水泡に帰す可能性すらある。

差別、偏見を助長し、科学的知見に基づかない風評を広げる5人には、『極悪非道反逆5人組』の称号を与え、WHOには新型コロナにおける最悪霊の新株発見とし、新株・学術名『2KH-1M-heinous株』と申請、10年の隔離をお願いしたい。

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