夢のコラボ SONY & HONDA

日本,雑記

Vol.3-3.13-789  夢のコラボ SONY & HONDA
2022.03.13

昔では考えられないようなことが “ 今 ” 起ころうとしている。

SONY & HONDAが手を組む。これだけもワクワクするではないか。

今までもそうだった、「何か新しいことをやってくれる」そんな期待感を抱かせるのが間違いなくSONYでありHONDAであった。

かつて、チャレンジャーの代名詞のような本田宗一郎に盛田昭夫、このお二人の名前を聞くだけで楽しくなり、何かを期待した。

昭和54年、あの画期的な商品、ソニーの「ウォークマン」は音楽の世界と若者のリスニングスタイルを一変させた。当時、街いく多くの若者はリュックを背負い、耳にはウォークマン、こんな姿を多く見かけてものだ。

30年近く前にはPlayStationでゲーム機の世界をリードした。

かたや、ホンダは二輪車からスタート。

昭和33年誕生のスーパーカブは、燃費性能・耐久性、乗りやすさから大ヒットした商品である。

変速時のクラッチ操作を要さない自動遠心クラッチシステム、乗り降りが容易、足元への泥はねや走行風を軽減させる大型の樹脂製レッグシールドなど、独自の特徴を備え世界的ロングセラーとなった。

特に東南アジアでは「簡単で燃費よく壊れない」と人気を博し、累計生産台数は2017年10月時点で1億台に達した。これぞまさしく “ スーパーカー ” と言えるのではないか。そして、乗り物の1シリーズとして世界最多の生産台数および販売台数を記録したのである。

その後も、昭和の時代は「プレリュード」で若者の心をキャッチ、さらにミニバンの火つけ役となった『オデッセイ』でファミリーカ―のイメージを一変させた。

モノづくりに関して、この2社は社会を熱狂させる予感を抱かせる会社である。その両社がEVで手を組もうというのである。

独創性において引けをとらない両社は次世代のトレンドは「モビリティー」になるとの確信がある。

ここ数年、ソニーはライバルであるマイクロソフトやアップルの後塵を拝してきた。ソニースピリッツなるものがイマイチ発揮されていない。ここで、将来を見据えた「モビリティー」で会社の方向性がハッキリしたところで、策定したのが「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」と社の方向性を定めたことである。

ホンダはもともと「モビリティー」の世界を追求してきた会社である。共通点の多い企業風土から、ソニーと組むことに「化学反応のような大きな可能性を感じた」とホンダの三部敏宏社長は語った。

それに応えるように、ソニーグループの吉田憲一郎会長は「走る、飛ぶの技術力を持つ素晴らしいパートナーを見つけることができた」と、すでに息はピッタリである。

両社の創業者のスピリットが今100年に一度と言われるEVという革新の舞台で夢のコラボレーションが実現する。

ホンダの得意とする車両開発や製造にアフターサービス、ソニーの得意とするセンサーや通信、エンターテイメントの技術の融合は、先進的な商品の可能性を抱かせる。

次世代のEVが俄然面白くなってきた。空飛ぶ自動車ではないが、それを超える画期的なEVが期待できるのではないか。

まさしく未知との遭遇を思わせるプレリュードが始まった。

ガンバレ~~~とついエールを贈りたくなる嬉しいニュースである。

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Posted by 秀木石