火遊びをすれば焼け死ぬ

世界,日本,,雑記

Vol.3-7.31-929  火遊びをすれば焼け死ぬ

2022.07.31

85年前に中国で起きた日本人惨殺・通州事件、7月29日が85周年になるが、当日の新聞、ニュースすべてにおいて全誌、全局(私の知る限り)どこも取り上げることがなかった。もちろん電波にも乗らなかった。

不思議である、全体主義国家でもあるまいし、口にしてはいけない言葉?、あるいは事件なのであろうか。自由で開かれた日本の姿として理解不能である。

その中国主席が発した「火遊びをすれば焼け死ぬ」通州事件、或いは中国史書・資治通鑑の内容を知れば、この発言は言葉以上に中国の恐ろしさを知ることであろう。

28日、米中首脳が会談をした。

◆バイデン大統領「台湾を巡り一方的な現状変更を容認しない考えを強調」
◆習国家主席「外部勢力の干渉に断固反対する」

2時間以上行われた電話会談では、経済問題も当然話し合われた。しかし何と言っても台湾海峡における緊張緩和が大きな目的であったことは間違いない。

バイデン氏は「一つの中国」政策に変更はないと改めて言及しつつ「台湾海峡の一方的現状変更に強く反対を表明」。

習氏は「中国の国家主権と領土保全を断固守ることは14億人超の中国人民の揺るがない意思」と強調。「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ。米側がこの一点をはっきりわかることを望む」と強い表現で牽制。まさに脅しである。

国家の首長の話し合いの中で、これほどまでに直接的な “ 脅し用語 ” を使うものであろうか。中国の残虐性は歴史が語っているように伝統的DNAである。

現在のウイグル、チベット、モンゴル、85年前の通州事件。すべて残虐非道において通底している。

仮に、中国人民が民主化で蜂起すれば14億の民は億単位で虐殺が起きるであろう。

中国虐殺の歴史は半端ではない。

麻生川静男・著:「本当に残酷な中国史・大著『資治通鑑』を読み解く」(角川SSC新書)なる本がある。

この本の題にあるように、大著『資治通鑑』から読み解いている。この『資治通鑑』は司馬光をリーダーとする数十人の編纂チームが20年近くかけて書いた中国の歴史1500年の大ページェントである。字数は史記の6倍、ページ数は1万ページという膨大なものである。

そこで、『資治通鑑』に書かれている二つの例を紹介しよう。

◆<中国人の食人の風習>
中国の歴史を読んでいて一番衝撃的なのが、人が人を食うケースがしばしば書かれていることである。このパターンは5種類ある。
①美味・珍味として食べる
②罰として罪人の身内を殺して食べさせる
③薬として食べる
④憎い相手を食って鬱憤をはらす
⑤飢饉のとき、人を食べる

●①の例として有名なのは斉の桓公だ。桓公はまだ人肉を食べたことがない、とつぶやいたのを小耳にはさんだ王室のコック長の易牙は早速我が子を殺して、蒸し物にして差し出した。というものだ

●斉の顕祖が晋陽に出かけようとしたが、後腐れのないように、前の王朝の元氏一族を皆殺しにしようと決意した。先祖が王であった者の子孫、あるいは前政府で高官に就いた者の子孫、それらを皆、公開処刑した。赤ん坊は空中に放り投げて落ちてくるのを槍で刺した。合計で721人を処刑し、死体をことごとく漳水に流した。この川で釣った魚を割いてみると、しばしば人の爪が出てきた。

というものだ、赤ん坊のケースは、「単純に殺すのは興が湧かない」というから恐れ入る。

例を挙げれば枚挙にいとまがない。

習氏の脅し文句「火遊びすれば焼け死ぬ」は決して脅し文句だけではない。歴史上からもその残虐性や “ 殺人 ” に関する感覚は人間の想像力を遥かに超えているのが中国である。

人権派バイデン大統領には想像もつかないことであろう。

この度の、ウクライナとロシア、穀物輸出再開に関する合意文書に署名し、インクがかわくか乾かない内に港を爆撃する。約束があってないも同然なのはロシアも変わらない。

自由主義陣営は相当結束を固め、それこそ一丸とならなければ資源大国ロシアと中国の野望に立ち向かうことは不可能である。

中国秋の党大会で習総書記が3期目の続投を目論んでいるが、今後はEU、インド、豪州、カナダなどを巻き込んだ集団安全保障体制を確立しないとアメリカ一国では太刀打ちできない。

アメリカの弱体化もあるが、やはり中国の膨張を放置した付けが来たのだ。アメリカ一人の責任ではない、EUも日本も鄧小平の時代の社会主義市場経済導入に、将来の資本主義社会へのゆるやかな変化を期待し肩入れした。

ロシア同様そう簡単には自由・資本主義社会に同化できなかった。かつての強大な権力を誇ったソ連、逆に中国は14億をバックに一世紀遅れて覇権主義に夢を託した。世界はこの2カ国のお蔭で平和な地球はしばらくおあずけとなった。

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