2023年 日本列島に激震の予感

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Vol.4-1.1-1083  2023年 日本列島に激震の予感

2023.01.01

明けましておめでとうございます。

昨年末のビッグエベント、東京・有明アリーナで開催された世界バンタム級4団体王座統一戦での井上尚弥 VS ポール・バトラー(英国)との世界戦で2022年は幕を閉じた。

さすが、世界最強のボクサー“ 井上尚弥 ” は年末を十分過ぎるほど楽しませてくれた。

そして、新年を迎えた2023年、早々のビッグイベントである。
新旧最強棋士、羽生善治9段 VS 藤井聡太5冠の夢の対決が実現した。藤井聡太5冠が王将のタイトル防衛をかけ7番勝負の第一局が1月8日に始まる。

挑戦者・羽生善治9段は6戦全勝で王将の挑戦者となった。勝てばタイトル獲得100期の大台にのる。久しぶりに気合が入った羽生9段の挑戦を受ける藤井聡太5冠、この二人のタイトル戦は初めてである。

神の采配ではないかと思わせる正月に最もふさわしい将棋界2大スターの組み合わせだ。7番勝負とは何とも贅沢なタイトル戦をたっぷり楽しめる。

ワクワクするようなイベントで始まる2023年、今年は何かいいことがいっぱいありそうな予感がする。

今年の暮れには階級を上げた井上尚弥の戦いも見られるかもしれない。

それはともかく

今年はどんなイベントが予定されているのか

<1月>
・1月2-3日:恒例の「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走」
・1月8-9日:将棋・王将のタイトル戦、羽生善治9段 VS 藤井聡太5冠
・1月27日?:通常国会召集
・1月31日:渋谷の東急百貨店本店が営業終了

<3月>
・3月8日:「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」開催

<4月>
・4月1日:新しい省庁「こども家庭庁」が開庁
・4月8日:日銀・黒田東彦総裁が約10年、任期満了を迎える
・4月頃:2022年10月から国際宇宙ステーションに約半年間滞在していた若田光一さんが地球に帰還

<5月>
・5月19日~21日:G7サミット広島で開催

<6月>
・6月9日:天皇皇后両陛下ご結婚から30年

<7月>
・7月2日:中野駅前の「中野サンプラザ」が再開発のために閉館
・7月14日~30日:第19回 世界水泳選手権2022福岡大会
・7月20日~8月20日:サッカー女子ワールドカップがオーストラリア・ニュージーランドの共催で開催

<9月>
・9月8日~10月28日:ラグビーワールドカップ2023がフランスで開催予定

<12月>
・2023年度末:青森市の「棟方志功記念館」が閉館予定

棟方志功ファンとしてはとても残念な閉館である。

◆ 何と言っても10年の長きに亘りデフレと戦った黒田東彦日銀総裁は印象深い。
前代未聞の大胆な金融緩和政策である。

日銀在任期間が10年近くに及び最長となった黒田東彦総裁任期が4月8日で切れる。長期に及びデフレ脱却を掲げ、2016年9月からは大規模な金融緩和を打ち出した。短期金利をマイナスにし、長期金利をゼロ%程度に抑えるという、大規模な金融緩和策を導入。しかし、思惑通りに物価は上がらず、任期が間近にせまった昨年末近くになり、思いもよらない円安にウクライナ戦争の長期化からエネルギー価格の暴騰が引き起こした物価高により、物価上昇率が目標の2%を上回った。しかし賃金上昇が伴わないことから長期に及んだ金融緩和策は結果的には失敗に終わったと言える。

しかし、賃金が上がらない国民にとって金利が抑えられたことは幸運であったとも言えるのではないか。新たに4月に新総裁が決定する。その前触れか、すでに住宅ローンの金利上昇が見られるように新総裁がどのような方針を打ち出すのか金融、証券界は固唾を飲んで見守っている。

◆ 国内回帰が見られる経済の動きからすれば、農産物に限らず、すべての産業において自給自足の動きは歓迎すべきだが、円安で外国人労働者が帰国する中で、人材不足をどう補っていくのかも課題となろう。

◆ 今一つ、劇的に変わろうとしているのが、政府の防衛政策である。昨年末打ち出した自衛隊法の改正案、殺傷能力がある防衛装備の無償提供を可能とする法律。つまり武器を他国に提供することが可能になるという大きな転換である。隣国中国は日本のこの動きを最も注意深く見ているであろう。

さて、日本の2023年、経済、防衛、双方で大きな転期を迎えようとしている。
いろんな意味で「日本列島激震」の予感がする。

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Posted by 秀木石