真実と正義が日の目を見る日

世界,日本,雑記

Vol.1-5.27-134 真実と正義が日の目を見る日
2020.05.27

韓国が揺れている。

昨年来、足元から真実が次々と明るみに出されている。

「反日種族主義」「反日への最後通告」、共に韓国人が真実を告発した本だ。
そして今、まさに韓国が歴史の犠牲者として共に闘って来た同志から匕首を首元に突きつけられたのである。

元慰安婦のシンボル的存在である「李容沫(イヨンス)氏」は5月7日自ら記者会見を開き、「正義連(慰安婦被害者支援市民団体)」と「ユン美香」元代表の不正を告発したのだ。

李氏は「30年間正義連に騙され、利用された。正義連は国民から集めた寄付金をハルモニ(元慰安婦)たちのために使ったことなどない。これから水曜集会(ソウル日本大使館前で毎週水曜日に開催される反日集会)に出ない。集会は学生らに憎悪や傷だけを教えた」と話したのだ。

李氏は2017年11月、文在寅大統領主催の晩さん会に招かれ、国賓として訪韓したトランプ大領領に抱きついて一躍有名になった、慰安婦の象徴的人物だ。

その彼女が言うには
①正義連は本来ハルモニ達が受け取るべき支援金の受け取りをはばんだ。
②慰安婦のために集められた募金がどこに使われているのかわからない。
③不明朗な会計記録が数多くある。
④支援金は慰安婦救済に使われず、正義連幹部の子弟らへの優先支給、米大学で音楽を学ぶユン氏の娘の留学費用への流用した。
⑤10億円が日本から入るのを知らされたのは幹部のみ。被害者には知らせなかった。
⑥日韓合意に基づく日本政府拠出の金を「受け取らないよう」と元慰安婦への圧力をかけた。
⑦私たちは、30年間にわたりだまさるだけだまされ、利用されるだけ利用されただけだ。

もうここまでくれば、何をかいわんやである。

この告発をきっかけとして、ユン氏らの寄付金の不正流用疑惑が次々に浮上し、韓国検察が横領や背任などの容疑で正義連のソウルの事務所を家宅捜査する事態に発展した。

反日はすべて許される韓国社会。慰安婦から告発されれば文政権も無視するわけにはいくまい。

トランプ大統領に、日本の悪行を知らしめようと利用した元慰安婦から、ブーメランのように我が身かえってくるとは想像もしなかったであろう。

支援金が本来使われるべき元慰安婦のためではなく、もっぱら反日運動に使われたことは間違いない。

元慰安婦「李容沫(イヨンス)氏」は「性奴隷」という呼称も「とても汚らしくて恥ずかしい。使ってほしくない」と反対したにもかかわらず、米国向けだといって無視されたという。
李容沫(イヨンス)氏は「憎悪を教える反日集会はなくすべき」と訴え、「反日憎悪の象徴である慰安婦像を早く撤去してほしい」と訴えている。

まともな人間であれば、自らを「性奴隷」と呼ばれることに抵抗がない方がおかしい。
世界中に慰安婦像を建てたため、「韓国は慰安婦の国」としての印象を広める結果となった。
果たして、韓国のご婦人は嬉しい事なのだろうか。

世界中旅行すれば、「ああ、例の慰安婦の韓国人」とレッテルを貼られる日も近いだろう。

我が身に降りかかる火の粉はさらに待ち受けている。
ベトナムでの大量虐殺とライダイハン(韓国兵士の強姦により生まれた子供たち)問題。
真実にどう向き合うのかこれからは韓国が試される。
嘘で固めた反日の代償、決して安くはない。

しかし、真実と正義が真っ当に評価される時代が来たと思うのは幻想だ。
今回の問題の根本は少なからず火元は日本である。

その意味において事態は深刻だ。身内の正義を疑わなくてはならない現実がある。
日本が一致団結できる穏やかで強固な未来はまだまだ先である。

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