新型コロナウイルス

雑記

Vol.2-7-24 新型コロナウイルス
2020.02.07

新型コロナウイルス、正しく世界同時多発テロ発生のような脅威である。
2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)という感染症があったが、遠い昔の話としてか記憶にない。
当時の日本の状況は、今回ほどの脅威ではなかったような気がする。しかし、8000人以上の感染者に700名以上の死者がでていたこと改めて知った。

いずれも中国が発生源だというが、野生動物からなのか、食品からか、原因が特定されていない。
ただ、2度とも中国が発生源ということを考えると、あらゆる動物を食するという中国の食文化に起因することはないのだろうか。という素朴な疑問がある。

日本でも毒性の強いフグを高級食材として食するが、それなりの調理免許を有した者でなければ調理できないように、動物性調理には特段の注意が必要だろう。
調理師の制度が機能していれば、後は衛生管理の問題になる。不潔な調理場であれば当然だがウイルスの発生の確率は高いであろう。
現在の報道はそのあたりにフォーカスするメディアがないことが残念だ。

テドロス事務局長ではないが、テレビを見ていても中国への厳しい指摘はどの局もない。

大体が、帰国者や船に閉じ込められた方の大変さや政府の対応を批判するだけ。
もちろん船に2週間も閉じ込められることは苦痛の極みであろうことはわかる。大変だと思う。
しかし、そこまでして身の安全を考えてくれているという認識を持つことも大事ではないか。
言わば、未曽有の災害である、人災の可能性もあるが、ある意味、戦時のような緊急時だとの認識を持つことも必要だ。

大震災や昨年の台豪雨と同じように大災害という認識に立てば、生きている限りリスクは私たちの周りには限りなく潜んでいる。突然その場に遭遇すれば、当然だがパニックになることはあるであろう。
しかし、落ち着きを取り戻した時、「これは大変な事態である」という認識を自分に言い聞かせ、とにかく落ち着いて行動するという心構えというか、乗り切る冷静な思考をもつことが必要なのだろう。
ジジイは自信ないが、今改めて自分に言い聞かせている。

テレビを見ながら、コメンテーターの言いたい放題の政府批判や、被害者の苦痛のみにフォーカスする姿勢にはうんざりする。

それにしても今回のWHO(世界保健機関)のテドロス事務局長には、人間の最も醜いヘドロのような人間性を見せてもらった。
私のようなジジイは「国連」「WHO」「ユネスコ」などと聞くと世界の権威の象徴のように思い、
「はは~、上様のおっしゃることはごもっともでございます。はは~」と拝聴してしまうのだが。
まったくもってとんでもない。
中国の「一帯一路」に協力し、中国から多額の資金援助を受けていることでリップサービスが必要と考えたのか、この一大事に「中国の対応を賞賛」したり「渡航制限は不必要」など、人の命は二の次にした中国のご機嫌とりとは、開いた口がふさがらない。

WHOもユネスコもしかり。世界の権威は純粋な精神で運用されていると思うのはもうやめた方がいい。

ここで思うのは、IPS細胞という素晴らしい医学の発達が見られる今日においてさえ原因が特定できないというのがジイのようなボケ老人には不思議に思われる。

この「ウイルス」という言葉、「コンピューターウイルス」などのように如何にも悪者というイメージしかない。
果たして、ウイルスとは何者か。
「ウイルスは、数十億年にわたり生物と共に進化してきた「生命体」で、細胞外ではまったく活動しない「物質」」と言われてもさっぱりわからない。

若き科学者よ!、このウイルスを今世紀中でいい。正義の味方に変えてくれないだろうか。

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Posted by 秀木石