共産党の目論み

日本 雑記

Vol.1-6.30-168 共産党の目論み
2020.06.30

SNSを最大限利用したのが、「検察庁法案改正の反対運動で大きな役割を演じた、元アイドルの小泉今日子氏である。早速共産党は「しんぶん赤旗」日曜版に小泉今日子氏との対談記事を掲載した。

ジイは赤旗を取っていないので内容は不明だが、よくもまあ堂々と、私、小泉今日子は共産党であると表明したものだ。

ジイの小さい頃「アカ」との異名で呼ばれ、意味もなく恐い存在としての認識が抜けなった。しかしここ数年来のソフト路線が功を奏したか、最近は立憲を主に堂々と共闘するケースが多くなった。

それに味をしめたのかさらにソフト路線に拍車をかけようとしている。そのイメージアップに中国の極悪非道と一緒にされてはたまらないとばかりに、最近特に中国共産党を敢えて厳しく批判し、中国の暴力的政治思考と日本共産党は違うんだと言うアピールをしているように見える。

最近の中国はイギリスとの約束を破り一国二制度をないがしろにする「国家安全法」を本日にも可決し、香港の自由主義にストップをかけ、中国流に改めようとしている。

今までの自由な生活から日々の生活は中国共産党の独裁が徹底される。
中国への批判も、批判的デモも逮捕の対象、場合によっては終身刑が下される。取締当局を香港に設置されれば完全に共産党の監視社会となる。

その、全体主義中国と一緒にされては困る。共産党アレルギーも払拭されつつある大事な時だ、さらに衆議院選挙もせまっている。ここで勢いを止めるわけにはいかない。マイナス要因は徹底的に潰そうと言うのであろう。

ここ2、3年の中国批判に関する発言である。

1、核兵器問題で、中国に深刻な変質が起こっている。
 中国は、もともと核兵器禁止の国際条約を求めてきていたのが、この数年、核兵器に固執する立場に変質したとして「少なくとも核兵器問題については、中国はもはや平和・進歩勢力の側にあるとはいえない。」と批判した。

 2、東シナ海と南シナ海での力による現状変更、及び日本の領土である尖閣諸島の領海への中国公船の侵入が激増し、それが常態化していることについて、「他国が実効支配している地域に対して、力によって現状変更をせまることは、国連憲章および友好関係原則宣言などが定めた紛争の平和的解決の諸原則に反する」と批判。

3、日本共産党の志位和夫委員長は中国・北京での「天安門事件」への評価を問われ、「日本共産党は、この事件が起こった当初から、直ちに“重大な人権と民主主義のじゅうりんを断固として糾弾する。学生を中心とした平和的な抗議活動に対する弾圧的な措置は絶対に許すわけにはいかない」と強調。

「中国指導部はいまだに天安門事件について反省がありません。事件に対する批判を封じ、事件の記憶を封印しようとしています。天安門事件は過去の問題ではなく、今の中国の問題でもあると思います」と述べた。

「1998年段階で面と向かって天安門事件の糾弾と中国のあるべき姿を語ったのは日本共産党しかない」と強調している。

4、この10年来、チベット、香港、ウイグルをめぐる人権侵害や、東シナ海・南シナ海での覇権主義的行動があらわになり、1月の党大会での綱領一部改定で中国の大国主義・覇権主義、人権侵害を厳しく批判する立場を綱領上も鮮明にしたと説明。
 
5、中国共産党との違いを志位和夫委員長は「共通する政治的・思想的立場はなく、核兵器への態度や覇権主義の行動、人権侵害は『共産党』の名に値しない行動だと考える」と理由を説明した。

6、今年に入っては、
5月28日に中国が香港への国家安全法性導入を決めた際は、「人権抑圧強化の動きをただちに中止することを強く求める。」との談話を発表。

7、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっても、2月に「中国政府や中国共産党に大きな責任がある」と、日本政府も、他の野党も怖気づいて言えないことを堂々と発言している。

これらの発言をみると、どの野党よりも中国に対してハッキリものが言える党としては抜群の存在価値である。

昔はあり得なかった、「共産党と野党が同じ選挙カー」で演説をぶつなんていうことが当たり前のようになってきた。
しかし、さすが、最近は社民党と立憲民主党以外、ちょっと距離を置き始めている。中国が、尖閣を飲み込もうとしているように共産党は立憲を吸収しようとしているのではと推測する。

日本共産党の最近の発言が党の真実の姿から発した言葉であるのなら、よほど立憲民主党よりはましな野党になることは間違いない。

しかし、自衛隊を違憲とし、段階的解消を目指そうとしている日本共産党の現実感覚が心から日本の安全を考えているとはどうしても思えない。
今は、ただ、選挙を見据えた党のイメージアップ戦略の一環として何でも呑み込もうという戦略と見るのが妥当だろう。

選挙も何もなく終身党委員長が変わらず君臨すること自体「独裁政党」である。いつ豹変してもおかしくない。

今は、中国共産党にハッキリ文句を言える党として、十分役割を果たしている。その存在価値を認めることだけで十分ではないか。