コロナ VS 東京五輪

Vol.1-7.28-196  コロナ VS 東京五輪
2020.07.28

昭和39年(1964)東京オリンピックは鮮明な記憶としてジイの心の中にある。
日本が戦争の惨禍から立ち上がり、世界が驚くようなスピードで経済成長を遂げた姿を見せる晴れの舞台だった。

あれから半世紀、満を持して成熟した日本を世界に見ていただく絶好のチャンスが来た。
その2020年東京オリンピックは未曽有のウイルス「新型コロナウイルス」によって1年の延期を余儀なくされた。

さらにこの悪魔は衰えるどころかあらゆる姿に変身しつつ世界の1500万人に襲い掛かり、60万人の命を奪ったのだ。

世論は「中止すべき」という意見が大勢を占めるほどコロナの威力は強く、一部では拡大傾向にあり、鎮静化の兆しさえ見せない。いまだ終息の道筋さえ見えず、世界は恐怖のるつぼの中にある。

この最悪の状況下にあってオリンピックは果たして開催できるのか。
開催まで1年。時間は決して多くない。ワクチンは、治療薬は、、、世界中が研究者が血眼になって開発にあたっている。

ただ、薬だけの問題ではない。
肝心のアスリートたちは、練習さえままならない。
開かれるかどうかさえ分からない中、コンディション作りはそう簡単ではない。

ただ、今回は日本が開催地である。
日本がこのコロナ禍の中においても納得できるコロナ下おける論理的かつ納得性の高い「オリンピックの新しい形」を世界に示さなければ、開催への大きなウェーブは起きようがない。

簡単なことではない。本来なら成熟した日本をみせるはずであった、しかし、この強烈なアゲインストの風を跳ね返し、かつ柔軟性のあるしなやかな強さを示すチャンスでもある。

ただ、日本人がこの厳しさの中「開催を前提に頑張ろう!!」との団結心がなければ、決して乗り越えられるような簡単な山ではない。エヴェレストよりも高いかつ厳しい山だと思って間違いない。

問題は、『ワンチーム』になれるかどうかだ。

現在示された、アンケートのように、
「開催すべき23.9%」
「中止すべき33.7%」
この心理状態で開催にこぎ着けるのには到底無理であろう。
開催するんだ、という熱い心で一つになれるかだ。

IOCも日本人の真面目、勤勉、誠実な人間性は認めているだろう。その人間が、国を挙げて一致団結した姿を見せれば、きっと前向きに考えさせることは不可能でない。

ただ、世界が認める開催可能とする合理性と、アスリートが抱くオリンピックでの競技への不安払しょくと、オリンピックが持つ特別の力が今こそ必要だということを如何に示せるかであろう。

それは、アスリートがやってみたいと心を躍らせる「画期的なプラン」でなければならない。
さらに、あなたの力が世界を救うんだという熱いメッセージが必要だ。

昭和39年の東京オリンピック。小さな日本人が、回転レシーブという前代未聞のレシーブを編み出し、世界最強のソ連の大きな壁をストレートで崩し、世界一になったあの力だ。
世界は日本女子バレーボールチームを「東洋の魔女」と命名し、東京オリンピックの伝説となった。

我が日本は決して諦めてはいけない。

そこには世界を納得させる日本の柔軟な発想力と熱い気持ちが必要だ。
「コロナ禍でのオリンピック」これが実現したとすれば、それは「伝説の東京オリンピックとして」世界の心の中に記憶されるだろう。

政府と東京がリーダーとなり、日本中にその役割分担とロードマップを示すことだ。
これは、コロナ対策と別物ではない、同じ舞台の中での新しい見せ方を世界に示すのである。

何度もいうが、簡単な事ではない。
世界中を巻き込んだ大惨事であるからこその豪華なチャンスである。
コロナ対東京オリンピック、この勝利は間違いなく世界を驚かすことになるだろう。

日本中の隅々まで老若男女一緒になって世界を驚かしてやろうではないか。

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