韓国、未だ国家足りえず

世界,日本,雑記

Vol.1-7.30-198  韓国、未だ国家足りえず
2020.07.30

韓国緑地公園に、慰安婦像の前に土下座する安倍首相を模した象を設置したというニュースが入った。

憐れ韓国と言おうか、可哀想というか、適当な言葉が見つからないほど韓国の国家としての在り様は「国家足り得ない」という表現が適当かもしれない。

十数年前に還流ブームが起こり、大量韓国ドラマが入ってきた。いわゆるに還流である。
その当時の記憶からも、韓国と言えば、西暦900年前後の三国時代、新羅、高句麗、百済 あたりの歴史が頭に浮かぶ。

日本と中国との交易の中で、当然朝鮮経由が多かったはずだ。その中継国としての利益や恩恵はあったと思われる。しかし、他国情報が生かされている気配がない。
今でいえばハブ空港までとはいかずとも、ロシア、モンゴル、日本の中継地として活躍する場は当然あったであろうと思うのだが。

考えるに、国家の独立という意味において、常に中国の属国意識が抜けず、独立意識が希薄であったのではないかと推測する。

近代における日本は、西欧列強によるアジアの植民地化を目の当たりにして、黒船来航を機に自力で改革を成し遂げ、近代化に大きく舵を切った。当時、朝鮮は清の属国であったため、これを独立させて軍事的緩衝地帯にすべく、朝鮮国内戦の清軍出兵に呼応して日本も出兵、日清戦争が勃発した。

当時日本の3倍の国力を誇る清は日本海軍を上回る北洋艦隊を揃え、苦戦が予想された。が、近代的な装備と訓練された日本軍はこれに勝利した。日本は台湾・遼東半島を清から割譲され、朝鮮は他力ながら有史以来、初めての独立を果たしている。

しかし、欧米列強は日本に対し、先の日清戦争で清から割譲された軍事的要衝・遼東半島を清に返還するよう要求、当時の力学上やむなく受諾せざるをえなかった。

日本が西欧列強による三国干渉に屈服したことで、朝鮮が帝政ロシアに接近したのである。
不凍港を目指して南下政策をとるロシアは、日本が返還した遼東半島を要塞化。さらにロシアは清で発生した義和団事件の混乱収拾のため満洲へ侵攻し、全土を占領下に置くなど次第に緊張は高まった。

当時、陸・海軍共に世界最強と言われたロシア帝国との外交交渉は困難を極め、朝鮮半島を国防の要と位置づける日本は会戦を決意。日露戦争の勃発である。
日本は、ロシア革命に助けられて辛くも勝利、日露講和条約を締結した。

ポーツマス条約の仲裁に入ったセオドア・ルーズベルト米大統領は「韓国は極度に無気力で、最低限の抵抗に及ぶ能力もない。名ばかりの要塞、軍艦、軍隊を保有しているが、考慮する価値もない」と評するなど、日本による保護国化は主要国からの反対意見も出ず日韓併合が承認されたのである。

この日韓併合を植民地というが、まったく違う。
当時、日本の本土の国家予算をうわまわる莫大な資金を韓国のインフラに投入している。
近代化の基礎は日本がつくったといっても過言ではない。

百田尚樹氏の「今こそ、韓国に謝ろう(飛鳥新社)」を読めば良く理解できる。

いずれにしても韓国は2度の独立を経験したが、共に日本の関与によって独立をしている。
独立のため国家が多くの血を流して勝ち取ったという勝利経験が一切ない。

日本が第二次世界大戦で敗戦し、韓国は自動的に独立したのだが、これを日本から独立を勝ち取ったと吹聴しなければならに国柄に国家としての体を成しておらず同情せざるを得ない。

自力で独立を果たしたことのない韓国は、独立国という意味すら解していないように思われる。国家たるものとはいかなるものか。という立脚点があいまいである。

日本のように、明治維新匹敵するものがなかったという不幸、という見方もできるが、そもそも独立に対する熱い国家意思が見当たらない。

日本は幕末、英国・米国・フランス・オランダからなる四国艦隊下関砲撃事件を経験し、外国の強大さを実感していた。攘夷は不可能だと悟り、日本が外国の植民地にならないためには、素早く近代国家をつくる必要性があると痛感したのである。

薩長両藩は軍事同盟を結び、今の幕藩体制の日本では外国と太刀打ちできない事を悟り、討幕を決意。
倒幕の勢いは国家再生の機運におされ、一気に加速、討幕を果たすや、明治新政府による革命的政策「廃藩置県」を実施するなど、革命的な政策で、新政府は短期間にすさまじい社会変革を断行していった。できるだけ早く近代化し、富国強兵を達成する。それは列強による植民地化を防ぐためだった。

このように、エネルギッシュに逞しく生きた日本がうらやましくて仕方ないのであろう。

その意味において、ジイは可哀そうな韓国と評した。

嫉妬とは強烈なエネルギーを発するものだ。方向性を間違うと世界の笑い者となる。それすらも理解できないとすればもうお手上げである。

韓国には、しばらくの間、冷静に自国周辺の置かれた環境を理解し、独立国として生きるための生存方法を考える機会を持ってもらった方がいい。

その結果、中国の属国を目指すのか、北朝鮮の意思を尊重し、三顧の礼をつくして金正恩氏との併合を目指すのか、あるいはロシアの保護国を目指すのか。を選択するといい。

日本はその考えがまとまるまで、5年程度は国交を自粛する方が最良の方法と考える。

5年後、韓国が独立国としてどんな意思決定をするか、我が国は一切関知せず見守りたい。

それまで、さらば!韓国!、、、できればそう願いたい。

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