画期的コロナ論

世界,日本,雑記

Vol.1-8.6-205  画期的コロナ論
2020.08.6

『第二派はこない』『コロナに対しては何もしないほうが良い』

あなたは信じますか?

かつて、近藤誠医師が「癌放置療法」を提唱されたが、それ優るとも劣らぬ衝撃である。
これは「上久保靖彦・京都大学大学院特定教授」の意見である。

その理由とは、
『すでに私たちの多くはコロナに感染しており、免疫ができている状態だからです』というのである。

『医学者や専門家は、コロナウイルスについて誤解しています。我々とウイルスは共生してきた。『ウイルス干渉』という言葉があります。コロナウイルスに感染した場合、インフルエンザに感染しません。逆もまたしかりで、この周期がずっと続いてきた。
もともとウイルスは変容・変異しやすいウイルスで、ウイルスのまわりには「スパイク」という突起物があり、今回の新型コロナウイルスは、この「スパイク」に変容・変異したために、よりはまりやすくなった。』ということだ。

その変容・変異は約10年単位で起こりうるらしい。

1919年にスペインかぜの流行
2009年に新型インフルエンザが流行
2019年に新型コロナウイルスが流行

『この新型コロナウイルスの特徴は「無症候の多い風邪」。「初感染」は、冬のスタートが多く、症状は数日単位。時にしつこい場合があるが、インフルエンザより症状は軽い場合が多い』

う~ん、そういえば東京で感染者が200人、300人との報告があるが、若い人のほとんどが無症状である。

『「初感染」に引き続き、複数回の「再曝露・再感染」が1年にランダムにある。
現在、集団PCR検査で陽性にでているものは、たまたま「再曝露・再感染」をとらえているので、初感染で免疫を獲得していることから、悪化することがほぼないものです』というのだ。

いままでも潜在的に新型コロナウイルスはあった。
先生がおっしゃるには
『夏風邪ひいたからといって、PCR検査しないでしょう。だれもコロナウイルスだと知らないまま過ごしていたのです』という。

本当かなあと素人は思う。

過去のインフルエンザ死亡者
2017年 2569人
2018年 3325人
2020年 コロナ死者数は1000人少しである。

この数字をみると確かに8か月でこの死者数あれば驚くような数字ではない。

でもなあと素人は思う。

先生がコロナウイルスの特性を解析したところによると。
『S型(先祖型)」と「K型(先祖型の変異型)」の存在が判明。
昨年11月から中国でコロナが流行り、少し変わった風邪という程度の認識でした』

『ところが、12月ごろ武漢でコロナウイルスの変容・変異が発生し「G型」が登場、一気に感染が拡大した。それが欧米に入ったら「欧米G型」に変容・変異した。

武漢で一気に流行したため、中国政府は武漢封鎖を決断した。その間に34万人の中国人が日本に入っている。米国などは早々に中国人の渡航を禁止したが、日本は遅れた。それが良かった。日本に免疫ができた』と言うのだ。

災い転じて福となす。ということか。
欧米にはS型は十分に流入したが、K型の流入が少なく、免疫がなかったことが感染拡大の原因だという。

先生曰く「この免疫理論は間違っている。この理論が正しい」と言ってくれれば、私は真摯に認めます。でも根拠なく批判する人が多い」というのだ。

上久保先生は
「何もしないのが、一番です。従来、風邪で日本や世界において、PCR検査をしたことはなかったと思います。武漢も、新型コロナウイルスが発生したとき、大騒ぎする必要がなかったのです。」

さらに、
「誤解なさらないでいただきたいが、重い肺炎患者だけ、手厚くしっかりと治療すれば何の問題もない。いずれ集団免疫に達して、コロナは終息します。むしろ、武漢は感染が拡大していることを隠ぺいしなかったのが問題です。」という過激な事をおっしゃるのだ。

「清潔と言う言葉の定義が誤解されています。たとえ、どんなに消毒液で手を洗ったり、拭いたりしても、医学的な観点で言えば、すべて“不潔”。唾などの飛沫によって菌がウヨウヨしていますから。ウイルス相手においては、私たちの日常の感覚ではなく、手術室のような無菌状態のことを「清潔」ととらえるべきです。「3蜜」かどうかは関係なく単に免疫をもっているかどうかだけです。」

さらに
「私は決して、自分だけが正しいとは申してません。今後、様々なファクターX」を積極的に検証すべきでしょう。しっかりした理念やサイエンス、政治のもとなら、PCR検査や抗体キット、ワクチンを開発すればいいし、是非みんなで研究したらいいとおもいます。何事も反対してはいけません。みんな仲良くすべきです。」とどこまでも温厚で謙虚である。

この上久保教授の意見、驚くと同時に、とても納得性を感じる。確かにしつこいウイルスと言う感じではあるが、毎年流行するインフルエンザを考えればそうなのかなと納得する。

今も、インフルエンザに罹れば会社からは出勤を止められ、自宅隔離でひたすら回復を待つ。1週間もすれば、また元気に会社へ、となる。しかし、高齢者はなくなる方も多い。

年間3000人の方が亡くなるのが現状を思えば新型コロナウイルスが特別とは考えられなくもない。

先生の本が、この秋に医学的・科学的なエビデンスを盛り込んだ内容で出版されるという。世界の常識を変えるかもしれない。

期待したい。

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