レジ袋は便利で清潔

日本 雑記

Vol.1-8.27-226  レジ袋は便利で清潔
2020.08.27

『令和2年 7月1日から全国で一律にプラスチック製買物袋の有料化を開始いたします』
と経済産業省が広報の先頭に立っているが、有料化の筆頭は財務省であるらしい。

内藤陽介・郵便学者によるとこれには訳があるそうだが、いずれにしてもレジ袋は7月1日有料化がスタートした。

経済産業省は、レジ袋が有料化となる理由として、海洋プラスチックゴミ問題、地球温暖化などの解決に向けた第一歩であること。 プラスチック製買い物袋の有料化を通じて、マイバッグの持参などを促して消費者の意識を高めるということが目的になっている。と説明している

うん、まあそうかな、なんて思いつつ、
レジ袋有料化の広報大使になっている東京海洋大学名誉博士のさかなくんに
「魚に会いたくて海に潜ると、レジ袋や細かいプラスチックごみがたくさん浮かんでいるんです」
「みなさん、レジ袋有料化にご協力ください。」
なんて言われると、まあ、環境問題だから、仕方ないか、なんて特別疑問も持たず納得してしまう。のが普通人ではないか。

テレビでも、さかんにレジ袋有料化の流れは当然の如く放送され、エコバックなるものの特集も組まれ、すでに皆その方向で走ってはいる。

しかし、内藤陽介・郵便学者は『レジ袋有料化は天下の愚策』と一刀両断する。
<その理由として>
1、海洋プラスチックごみ問題については素材のいかんを問わず、不法投棄の取り締まりを国際的に厳格化することが先決。
2、漂着プラごみの種類別割合では、重量比で「レジ袋が全体の0.4%」「魚網等が41.8%」、容積比では「レジ袋0.3%」「魚網等が26.2%」

プラスチックごみ全体の中でレジ袋が海洋プラスチックごみ問題に占める比重はごくわずかだという。
さらに、レジ袋は自治体の焼却炉で高熱で燃焼されればダイオキシンも発生しないばかりか、生ごみを燃やす際の燃焼補助剤にもなっている。

参考として、レジ袋メーカーのホームページ参照をうながしている。
<http://www.shimizu-chem.co.jp/message.html>

原田環境相は昨年
「レジ袋がプラごみに占める割合は多くないが、有料化は(削減)の象徴になる」とした。
要するにレジ袋は生贄にされたというわけだ。

コロナ感染拡大を予防することが全国民にとって喫緊の課題になっているが、衛生面からから考えるなら、使い捨てのレジ袋は奨励されるべきだという。

コンビニ店員の話ではないが、お客さんからエコバックに商品を入れるように言われて、エコバックの中を見たら、陰毛が付着して、エコバックそのものが黄ばんで異臭を放っていたと言う。

これは特別汚いケースだろうが、昨今のコロナ禍でエコバックの不衛生が取り沙汰され、使い捨てのレジ袋を復活させた国もあるそうだ。

衛生的で使い勝手のいいレジ袋、国策で一律有料としなくても、店に任せてもいいのではないかという意見もある。

最近よく耳にするのが、万引きの増加である。
エコバックの中にはすでに店外から入っていた商品なのか、はたまた “ 万引き ” したものなのか見分けがつかない。

確かにいろいろ問題ありだ。
特に衛生面ではレジ袋に軍配が上がりそうだ。
たった3円か4円じゃないかというが、ジイのような低所得者にとっては、払うと言うことに反射的に拒否反応があるのだろう。

今の世の中、何でもかんでも「ポイント」だ、どこのどの店に行っても清算時に聞かれるのが「当社のポイントカードはお持ちですか?」「Tポイントはいいですか?」と必ず聞かれる。ポイントを小まめに貯めれば、レジ袋代など何でもないのだろうが、人間の心理である。出すものは「舌もだしたくない」となるのである。

ところで、内藤氏曰く。
今回のレジ袋有料化には、財務省が通達の頭にいる。これは何を意味するか。
それは二酸化炭素排出量に応じて課税される「炭素税」なるものである。温暖化対策を見越した地ならしとして「レジ袋有料化」を導入したと言うのだ。

環境対策とか温暖化対策をと言われれば何とも反対しづらい国民である。
消費税増税も、社会保障費に充当したい、と高齢化社会に向けた対策として納得する人も多かった。しかし実際、社会保障費は一般財源で賄われていると言う。

う~ん、なるほどね。
ちょっと考えてしまうね。