時代は流れる

日本,雑記

Vol.1-9.17-247  時代は流れる

2020.09.17

~ゆく河の流れはたえずして しかももとの水にあらず・・・~

時代というのは、淀みなく流れるものだ。まったくその実感を強くする。

衝撃的な安倍総理の辞任表明、あれからまだ半月も経たない。しかし、もう遠い昔のように安倍総理の時代を懐かしむ自分がいる。

思い出すのは今から35年ほど前、田中角栄総理大臣に反旗をひるがえすかたちで、金丸氏らの協力を得て「創政会」を結成し、結果的に総理大臣の椅子を手に入れた竹下総理を思い出す。
総理のイメージがわかない小柄な竹下氏が総理大臣になったとたん、それなりに風格がそれなりにそなわる不思議を感じた。

時代が変わる時というのはいったん動きだしてしまうと、何がという “ 確信が持てる明日 ” でなくても、人というのは漠然と「何かに」に期待するものなのだろう。

安倍首相が多くの職員に見送られて首相官邸を後にする姿が映し出された。その姿はすでに過去の安倍総理という雰囲気があった。

それが時代の流れであろう。

それにしてもここ数日の動きは我々一般人には信じられないようなスピードで進む首相就任までの動きだ。
◆8月28日:安倍総理辞任表明
◆8月29日~ 次期党総裁の選挙方法が検討開始
◆9月1日 通常の総裁選挙ではなく両院議員総会で実施決定。
◆ 9月8日(火)
o 告示、立候補受付
o 所見発表演説会
o 候補者共同記者会見
◆ 9月9日(水)
o 公開討論会(青年局・女性局主催)
◆ 9月12日(土)
o 公開討論会(日本記者クラブ主催)
o 候補者ネット討論会(ニコニコ生放送)
◆ 9月14日(月)
o 党大会に代わる両院議員総会(投開票)

14日総裁選挙の投票が行われた。その結果圧倒的多数で菅 義偉氏が総裁に任命された。
◆16日(水)
o 国会で首相指名選挙(投開票)。で当然の如く圧倒的多数で第99代目日本国の首相に指名された。
※ 当日夕、皇居にて天皇陛下からの首相新任式に臨んだ。
※ さらに組閣も行い本日菅内閣が発足するという慌ただしさだ。

この重要な儀式や、閣僚の決定がこれほど短時間の中に行われる。部外者である国民は何事もなかなか決まらない行政の日頃の動きを思うと、このスピード感の違いはなんだろうと思わざるを得ない。

いずれにしても、菅義偉内閣がスタートした。

菅氏はすでに会見で今後の抱負を語っている。
①規制改革を進める
②既得権益の打破
③縦割り行政の排除
④行政の効率化
⑤デジタル庁の創設
⑥経済成長の推進
⑦コロナ対策の徹底
⑧さくらの会の廃止
⑨憲法改正への推進

すべて内政問題。実務的に精通した菅氏の骨頂が反映された内容である。当面短い1年を想定したものとの見方もあるかもしれない。しかし、ここに外交、防衛、特に「拉致問題解決」への言及がされていないのが気になる。

二階幹事長続行で、親中の流れが止められないとすれば外交面での破綻から短期政権になる可能性を秘めている。

少なくとも米・中対立の狭間にある中、さらには尖閣周辺への領海侵犯を含め日本にとって決して有益な行動とは言えない中国の動きを無視し、習近平主席の国賓としての訪日要請だけはやめていただきたい。幸いと言おうか、麻生副総理が再入閣したのはよかったかもしれない。二階氏の歯止めとなってくれることを祈るばかりだ。

いずれにしても菅義偉内閣が発足し、スタートした。実直な菅氏である。8年近くを安倍氏総理と過ごした日々から察するに、大本のところでは安倍総理と大きな路線の隔たりはないと思われる。

ご本人も、安倍総理の継承を語っている。そのことを信じ、邁進されることを祈るばかりだ

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Posted by 秀木石