国会・代表質問

日本 雑記

Vol.1-10.29-289    国会・代表質問
2020.10.29

国会は昨日から代表質問が始まった。

野党第一党・立憲民主党の枝野代表が質問にたった。
枝野氏は
(1)コロナ禍で派遣を切られた若者の悲惨な話から、政府の目がすべてに行き届いているのか問うた。立憲民主党は自助努力しても生きられない人をも、もれなく救っていきます。

と、政府の不作為を非難しつつ、我が党ならこうするとの手法で論戦に臨んだ。

(2)地方が衰退している。立憲民主党は全国どこでも安心して暮らせる社会を目指している。その為には、医療・教育・働く場の確保などベーシックサービスを確保する。

(3)2050年までに脱炭素社会を目指すと言ったが、「原子力発電への依存を強めることがあってはならない」とくぎを刺す。

(4)学術会議は違法であり、6人を任命しなかった理由を明確にし、速やかに任命すべきと訴えた。

(5)東日本被災地・・・(6)汚染水の海洋放出問題・・・(7)夫婦別姓の推進・・・(8)日米同盟基軸としつつ、沖縄の米軍基地辺野古移設を即刻見直すべきと訴え、さらには地位協定の見直しも迫った。

立憲民主党は日の当たらなかったあなたのため、だれもが安心できる生活、国民の命を大切にする社会、右も左もない前へ進む。と代表質問を終えた。

ここには、社会主義思想が色濃く反映されている。弱者へのいたわりと共生社会の実現と、夫婦別姓推進の中に家族よりも個人の権利に重点を置かれた思想である。

この代表質問をみると国民の命を守ると言いながら、国家安全保障の話が一切でないとはどういうことか。

ここ3日間の産経新聞の気になる見出しである。
1、外資の土地買収・購入者国籍届け出義務・防衛施設離島を区域指定・「私権」の壁ようやく法整備
2、香港民主化支援 台北3000人デモ
3、習氏 3期へ道筋整備
4、豪中の対立 先鋭化
5、中国、海保機に「領空侵犯」尖閣 艦船が退去要求
6、中国、米航空大手に制裁 / 台湾へのミサイル売却表明
7、「英領香港」の歴史が消える
8、技術流出阻止へ法整備急げ
9、海保無人機 令和4年度にも・尖閣・日本海 監視を強化
10、米、留学ビザ制限見当 ・ 安保理由に短縮
11、スウェーデン対中感情悪化 ・ 香港人権問題契機に ・ 言論の自由訴え・権威主義には人権保護で対抗
12、台湾に武器追加売却へ ・トランプ政権
13、台湾「中国が攻撃なら戦う」8割 ・ 高まる危機意識
14、米印 機密情報共有へ・2+2、中国を牽制
15、中朝新ルート 完成間近 ・ 国境地帯の中国・丹東「新大橋」

以上が26日~28日まで3日間の日本としても無視できない防衛関連のニュースである。
29日朝刊には、“ 中国軍機延べ1700機侵入 ” 台湾海峡96年以降の緊張。とのニュースである。

これほどまでに日本の近隣環境はかつてないほど緊迫しているにも関わらず、防衛整備や尖閣諸島の守りについて一言も言及しないのはどういうことか。

立憲民主党も学術会議と同じく中国のシンパとして触れたくないのかもしれないが、国家への愛情は全く感じられない。国家意識をあえて忌避しているようにさえ感じる。
国家存亡の危機とも言える隣国の災難に目をつぶる神経とはいかなる国会議員であろうか。

地方議会ではない。少なくとも国会である。国民の命を守ると言いながら、最も大切な国防に触れないとはどういうことなのか。国民の一人としてききたい。

<枝野代表に国民からの代表質問です>
①尖閣に中国軍が上陸したらどうするのか。
②台湾に対し、中国が軍事行動を起したら、日本はどう対応するのか、日本人の命をどう守るのか。
③日本の国土、水資源が外国資本に買われているが、ほっといていいのか。
④習近平主席を国賓として呼ぶことに立憲民主党は賛成するのか。
⑤GHQの作成した憲法改正のための「憲法審議会」をどうしてボイコットするのか。
⑥中国の少数民族に対する人権弾圧に軟弱な日本政府の態度をなぜ追求しないのか。

ここでもう一度、枝野氏の真意を質しておきたい。
習近平・中国国家主席を国賓として迎えるかどうかは、今回に限って言えば日本と中国だけの問題に止まらない。世界に大きな影響を与える問題だ。この重要課題に何故、政府の姿勢を質さなかったのか。

あなたは一切防衛について日本政府の方針を質そうとしなかった。政権交代を目指そうとする党として、国家の安全が最も大事ではないのか。国家無くして国民の生存もあり得ないではないか。

あなたの発した言葉をそのままお返ししたい。ハッキリ明確にお応えいただきたい。