台湾と韓国

雑記

Vol.1-10 台湾と韓国
2020.01.24

台湾と韓国、経緯は違えど、日本が長期に亘り統治した事実に変わりはない。

※台湾は明治28年(1895年)~昭和20年(1945年)までの約50年。
(日清戦争に勝利し清国より割譲を受け統治)

※韓国は明治43年(1910年)~昭和20年(1945年)までの約35年。
(国際的に承認の得て併合に至る)

現代の常識において戦争は悪である。しかし今でも世界のどこかで国家間の紛争は起きている。人間の性であろうか、なくならない。

当時の世界を見る時、今とは全く違う時代だったということを考えなければならん。
白人による植民地支配は当たり前の時代、例えば、イギリスはインド・ビルマ、フランスはインドシナ連邦、オランダはインドネシアを植民地としていた時代、いずれ日本にも手が伸びるという恐怖があった。

特にロシアの南下は喫緊の課題。朝鮮半島で食い止めてほしい。その思いは紆余曲折の末、韓国併合へと行き着く。しかし武力で併合したわけではない。国際的に承認された併合であった。

現在、TVを始めとしてメディアでよく韓国・台湾を日本の植民地という表現を使う人がいるが、決して欧米が行ってきた植民地ではない。搾取を目的とした植民地とは全く違うにも拘わらず平気で使う人間には悪臭がする。

文献を漁ればすぐわかる事実をどうしても曲げて日本を悪く言う人がいる。特別良く言う必要もないが、何故事実を正直に表現できないのか。そこには未だ解けないGHQによる自虐洗脳があるとしか思えん。

「植民地」という表現は、「搾取」という意味を内包している。事実の通り、「韓国併合」「台湾割譲」と表現してほしい。

統治の実態だが、韓国・李栄薫教授の書いた「反日種族主義」ではないが、当時の韓国と台湾のデータをみれば一目瞭然である。

韓国併合時、日本は日本本土より多くの予算を韓国に投じ、植林、鉄道敷設、道路整備、ダム建設、港をつくり、小学校から大学まで5000校を超える公立学校をつくった。奴隷(奴婢)を開放し、身分制度(両班)をなくし人を平等にするなど、現代国家のあるべき姿造りに着手、本土以上の投資を行っている。本土並みにレベルを上げようとした必死の努力が見られる。

初代韓国総監、伊藤博文は朝鮮の独立を清国に認めさせ、かつ韓国併合については否定的で、あくまでも併合は韓国が独立できるまでとの考えをもっていた。
どちらかといえば韓国民族の心情を最も理解する人間だった。

その伊藤博文が安重根(朝鮮の民族主義者・独立運動家)に暗殺されてしまう。
長い歴史を持つ民族に立ち入ることの難しさを実感する事件である。

一方、台湾では今でも日本語を使う高齢者が多いと聞く。良かった統治時代を懐かしみ当時の思い出を親しみと敬意をもって語ってくれるという。

台湾民政長官「後藤新平」や「八田與一」は今日においても深い尊敬を得ている。八田與一は水利技師として灌漑設備の整備や烏山頭ダムの建設をおこない、ダムのほとりには住民による八田與一の銅像が建てられ、今も慰霊祭がおこなわれているという。

日本の敗戦により統治は終わったが、韓国は反日に、台湾は親日という真逆の現実が今にある
この違いはなんであろうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ

雑記雑記

Posted by 秀木石