コロナ狂想曲に潜む悪霊
Vol.2-1.23 375 コロナ狂想曲に潜む悪霊
2021.1.23
朝から晩までコロナ、コロナ、コロナもうこの世はコロナしかないのかという感じである。
そんな中、東京都内の30代の女性が自殺した。残されていたメモには「自分のせいで迷惑をかけてしまった」とあった。
確かに、コロナ禍による影響は世界規模で大変な状況である。それでも日本は先進国と比べ、感染者数、死者数共に比較にならないほど少ない。
<各国の感染者・死者数 1/22>
アメリカ 24,627,675(感染者)410,102(死者)
ロシア 3,616,680(感染者)66,810(死者)
イギリス 3,543,646(感染者)94,580(死者)
フランス 2,979,915(感染者)71,619(死者)
イタリア 2,428,221(感染者)84,202(死者)
ドイツ 2,108,895(感染者)50,876(死者)
日本 35万7009(感染者)4972(死者)
<イギリスと人口比で見てみると>
イギリス 人口 67,142千人 感染者3,543,646 死者94,580
日 本 人口127,202千人 感染者 35万7009 死者4,972
<感染者人口比比較> と <感染者死亡率>
◆イギリス・・・感染率…5.3% 死亡率2.7%
◆日 本・・・感染率…0.3% 死亡率1.4%
感染者数で、日本はイギリスの18分の1。 死亡率は2分の1である。
この数字を見る限り、日本は先進他国に比較して決して数字上悪いわけではない。それどころか、コロナ対策優等生ではないのか。
最近、NHKのコロナ報道に、厚生労働省から各都道府県に対して新型コロナの感染がわかり、その後、死亡した人について、厳密な死因を問わず、新型コロナで死亡した感染者として公表するように通知がきたという。つまり、いったん陽性になれば他の死因でもコロナでカウントされた死亡者もいるということであり、実態はもっと少ないと言える。
現在、感染症2類の指定であるため、国立、公立病院での患者受け入れに集中し病床のひっ迫がある。京都大学・上久保教授は、コロナは指定感染症からはずすべきだとし、外せないなら、インフルエンザ並の第5類に指定変更すべきだという。
因みに2018年のインフルエンザ感染者数は1200万人で死者数3325人。コロナの4倍の感染者、ただ、死者はコロナより若干少ない。しかし、インフルエンザはワクチン接種が確立されていることを考えると、コロナより怖いとも思える。
今、コロナ患者が急増しているのはPCR検査を増やしているから当然患者は増えるのが当たり前。そもそも新型コロナの恐ろしさを、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会や日本医師会、そしてマスコミは必要以上に煽りすぎだと、上久保教授は警鐘をならす。
若い女性がコロナに罹患して自殺したのも、この大騒ぎが彼女を追いこんだことは想像に難くない。
何しろ、朝から晩まで、ニュースは長時間にわたる。報道番組も、ワイドショーもバラエティまでもコロナ、コロナ、コロナである。もういい加減にしてくれといいたい。
国会で特措法改正で、罰則規定を入れる入れないで案の定、野党は大反対の合唱である。コロナを終息させたいのであれば、罰則規定を設けて、一気に終息させた方がいいに決まっている。それを反対する意図はどこにあるのか。
もうコロナはうんざりである。罰則を厳しくして、マスクなし、5人以上の飲食等、決めたことを守らなければ即高額の罰金をかければいい。それで終息すれば朝から晩まで、テレビのスイッチをいれれば “ コロナ ” から解放される。
きっと、マスコミも野党も、騒いでもらうことが必要なのである。これほど、日本は他国に比し極端に感染者、死者抑えているにもかかわらず、騒ぎ立てる理由があるのだ。もちろん、5類に指定変更しないのも同じ理由だ。
国民は冷静になるがいい。誰が騒いでいるのかをじっくり見極めるがいい。コロナが収まり、検証が始まった時、明らかになるであろう。ただ、連中は検証を闇に葬るため、別の騒ぎを必要とするのである。