NHK・歴史の捏造
Vol.2-3.6-417 NHK・歴史の捏造
2021.3.6
<軍艦島の真実>
日本の公共放送NHKが何故、映像の捏造までして日本を貶めなければならないのか。
戦後75年が経過し、その間一度も戦火を交えず、平和を維持してきた日本。世界から優等生と言われても糾弾されるようなことは何もないはずだ。しかしどうしてか「日本発の歴史ねつ造」は後を絶たないのである。
平成27年7月に「軍艦島」こと、長崎県・端島が世界文化遺産に登録された。
その後、平成27年11月にNHKから『軍艦島よ 永遠に』というDVDが発売された。
その内容に昭和30年に放送された軍艦島のドキュメンタリー「緑なき島(軍艦島)」の映像に偽りありとの声が上がったのだ。
「真実の歴史を追求する端島島民の会」は昨年11月NHKに抗議文と質問状を送った。
①炭坑内の映像の検証
②韓国を含む全世界への訂正
③複製等を残すことなく完全撤収
④元島民の誇り、自尊心を踏みにじったことへのお詫びである。
しかしNHKの回答は「別の炭鉱で撮影された映像が使用されたという事実は確認されませんでした」というだけの、誠に不誠実な内容だった。
今週発行の週刊新潮に「日本ルネッサンス」という連載コラムを持つ櫻井よしこ氏は「歴史捏造のNHKは朝日と同じだ」とNHKを批判した。
それにしても、66年前に放送された「緑なき島」が、明治産業革命遺産としてユネスコに登録されたことをきっかけにNHKがDVDにし一般に発売しなければ、闇に葬られてたいたかも知れない捏造映像、発覚して幸いだった。
明治産業革命遺産の研究における第一人者である加藤康子氏は、「緑なき島」は、「坑内の映像はやらせをしています。それに合わせてナレーションの原稿もドラマチックに書いたのでしょう」という。
事実、映像を見た元島民全員が「これは端島じゃない」と証言した。
映像には、作業服を着てランプ付のヘルメットをかぶり、丈夫そうな靴をはいて坑道に入っていく鉱夫たちの映像がある、しかし掘削の場面では全員がふんどし一丁の裸になっている。ヘルメットもランプもない。
加藤氏は
「当時端島の炭鉱を経営していた三菱鉱業は保安規定で作業服、ランプ付ヘルメットなしで坑内に入ることを固く禁じています。裸で石炭を採るなどあり得ないことでした。また、坑道は海中深く掘り下がっています。ランプがなければ真っ暗です」と語った。
<この映像に飛びついた韓国>
◆2017年の抗日・韓国映画もこの映像が参考にされた
◆この映像によって、2018年の韓国大法院が例の徴用工問題で日本企業に賠償を命ずるとんでもない判決に繋がっている。
驚いたのは、西岡力・麗澤大学客員教授のこの話だ。
『昭和49年に三菱重工爆破事件が起きました。犯人たちは日本人ながら、大学時代に朴慶植氏の書いた「朝鮮人強制連行の記録」を学んで、日本が朝鮮人を酷い目に遭わせた、その日本企業に報復のテロをしなければならないと考えた。三菱重工がターゲットにされましたが、理由は朝鮮人戦時労働者を使っていたということです』と語った。
『つまり犯人たちは日本企業が本当に朝鮮人に奴隷労働をさせたと信じ込んでしまった。・・・慰安婦と同じ、日本発の歴史捏造なのです』という。
誠にNHKの罪は深い。
昨年3月、産業遺産情報センターが新宿に開設された。
そこには端島の暮らしが、多くの元島民の証言と共に展示されている。VTRの映像と肉声で、端島では日本人も朝鮮人も平和で協調的に暮らしていることをみることができるそうである。
NHKはそれに反発するように、昨年10月16日に九州、沖縄ローカルで「実感ドドド! 追憶の島~ゆれる歴史継承」という番組を放送した。
ナレーションもそうだが、いかにも軍艦島が過酷で差別的であったかということを印象付けたいと言う思いが滲み出ている。どこまでも反日なのである。
< https://jpnews-video.com/onebyone/2020/201016/e/sp/ >
(10/16:九州、沖縄ローカル映像、時々中断あり)
< https://www.gunkanjima-truth.com/l/ja-JP/article/ >(検証映像)
ほんとうにNHKは日本人のための公共放送なのであろうか。