香港2

世界 雑記

Vol.3-19-65  香港2
2020.03.19

香港の今は!!どうなっているのか。

香港のデモは今も続いている。
もちろん新型コロナウイルスも中国同様厳しい統制下にはある。

2020年3月5日発表によれば、
• 感染の疑いがある人数は134人(入院検査中)
• 感染者数 105人
• 退院者数 43人
• 死亡者数 2人   となっている。

そんな中、3月8日、去年のデモ活動中に亡くなった大学生の追悼式があった。
相変わらず当局の厳しい弾圧があり、テレビ局の記者が現場で警察に盾で押し倒され頭に怪我をするという事件があった。
当然のように警察は責任を認めず、さらにキャリー・ラム行政長官は警察のこういう行為を許容しているのが実態である。

中国がやることに手ぬるいと言うことはない。
相変わらず厳しい環境下に置かれていることは何一つ変わりなしだ。

周庭(アグネス・チョウ)氏は日本向けツイッターに
「権力を持たない私達が、銃と法律を持っている公権力の暴力を許容すべきだと言えるなんて、もう香港には法の支配がない証明です。だって、政府も警察も、法律と人権を無視しているのですから(3/8)」と発信していた。

昨年6月以降のデモ参加者での逮捕者は7700人。その内中高生だけでも1200人にも上る。
昨年、デモに参加していた塾の講師「蔣旻正」氏は2019年11月の選挙で民主派の議会議員になった。大学受験が近づく中「逮捕された生徒を絶対見捨てない」と拘置所を訪れ学生に授業をしている。例え逮捕されていても原則大学を受験できると言う前提だ。

たった15分しか許されない中、懸命な授業をする。この短さでは当然教えきれない。その補修用に特別に自習用の教材を渡すという。
入所には当然のように1ページ、1ページ厳重なチェックを受ける。

幸いにも授業中は室内に2人だけになれる。
授業も大事だが、会話に緊迫した情報交換が数秒ある。
「抗議活動の状況はどうなっていますか」生徒はそんな質問をする。
盗聴マイクの危険を考えなくてはならない。
まるで、戦時、圧政下のスパイのやりとりを思わせるような映像が思い浮かぶ。

蔣旻正氏は2003年SARSの後に起こった大規模デモで行政長官を追い詰めた時を思い描いている。
新型コロナウイルスが収まった時、香港にまた少し、自由への道へ動き出すことが出来るのだろうか。
赤い血が飛び散ることがなく、また一歩、前進できることを祈るばかりだ。