中国・反日現象の背景

日本 雑記

Vol.2-10.8-633  中国・反日現象の背景
2021.10.8

中国はある意味で分かりやすい国だ。

中国共産党自体によろしくないことがあると、反日に火がつく、というより火がつけられるのである。

今、何故か芸能人を標的にして反日の嵐が吹き荒れている。

チャイナウオッチャーの天沼康氏によると
最近標的にされたのが、若手俳優の「張てっかん氏」だ。

彼は、乃木神社で開かれた友人の結婚式に参加した写真や、桜が満開の靖国神社で撮ったとされる写真をSNSに載せたことが、親日的だとして突然批判を受け始めた。

さらに批判はエスカレート
①満州事変が勃発した9月18日にコンサート予定した
②父親が日本の友人の企業に投資し「日本に税金を払った」
などと次々に問題にされ「中国から出て行け」と罵倒される始末だ。

危険を感じた張氏はすぐに
「自分の無知を恥じている」
「自分は親日ではなく、祖国を断固として擁護し、共産党と国を愛する立場は全く揺るがない」と謝罪。

だが、簡単に許されないのが中国社会。日本のように情状酌量なる裁きはない。

「歴史の傷痕に触れ、民族感情を傷つけた。単に無知だったではすまされるものではない」として批判の手を緩めず、なんと、イメージキャラクター契約を結んでいた30近い中国企業からの契約を解除されるに至った。

恐ろしい国だ、容赦などしない徹底して潰してしまうのだ。

中国の芸能人だけに限らない。あろうことか中国でも人気の女優・石原さとみさんにも向けられた。

石原さんが原爆や、戦争について語った記事に対して
「原爆の被害を強調するだけで、加害者であることに触れていない」
あるいは
「元日本兵の小野田寛郎さんと会ったことも、日本の右翼軍人と交流があった」などと攻撃をはじめたのだ。

最も効果的な対象を探して標的にするのが中国流。

恐いのが人質手法だ。

今、訪中は危険である。何も知らずに中国の軍事施設の横を通り過ぎただけでも、あるいは、中国の研究施設と知らずに視線を送っただけでも、スパイ行為として逮捕されることはあり得る。

裁判にかけられいとも簡単に10年の禁固刑など朝飯前だ。

そこでだ、日本の尖閣諸島付近に中国海景局の船がしょっちゅう領海侵犯を繰り返している。いつ上陸するか分からない危機的状況にある。

隙あらばと狙う中国に警戒を怠れないが、一部の意見に尖閣に公館を建てて、公務員を常駐させたらどうかという意見がある。しかし、それをやれば中国にいる日本人が数人規模で逮捕される可能性が否定できないという。

確かにありえないことではない。
昨年、カナダがファーウエイの孟晩舟副会長逮捕した時に、中国は立て続けに中国在住のカナダの要人を逮捕した。逮捕理由などでっち上げである。最終的にカナダは孟晩舟の中国帰国を認め、カナダ人も解放された。

今、中国は危険な状態にある。ウイグル人権問題、香港問題、台湾問題、インド太平洋問題と抱える中、大手不動産会社の経営危機が出てきた。

すでに世界の株価に影響を与えているが、仮に中国共産党が資本投入し支えなければならない事態になれば、経済的破綻をきっかけとして共産党本体への批判が噴出しかねない。

ここで、日本の指導者が変わった。中国のこの混乱に乗じ強気に出られては困る、反日パンチを加えておいて新政権との交渉を有利に進める作戦と読める。

今回の反日は、民間の草の根レベルまで芽を摘み取ろうとする徹底的したものだ。日中間の交流が深まると、中国共産党の数々の嘘がばれることを恐れていると見る向きもある。

ほんの小さなひび割れから決壊し大洪水になることを恐れているのだろう。

しかし、隣国と親しくすることを警戒しなくてはならない国とは、何とも歪な国である。

普通の国であれば最高の友人となれるのに何とも不幸な運命である。

地球の神様にお願いしたい。度重なるお願いで申し訳ありません。もう少し日本列島をハワイの近くまで移動していただけないでしょうか。

アーメン!!