日本列島乗っ取り
Vol.2-12.5-691 日本列島乗っ取り
2021.12.5
WiLL.1月号に、門田隆将氏が「中国の東京の不動産に異変が生じている。として「中国の『日本国土侵略』がコロナ禍で加速」と題したコラム記事があった。
都内の不動産業者によると、
「中国の巨大不動産企業・恒大集団の破たんの影響もあるのか、中国人の不動産取得が加速度的に増えています。日本の不動産オーナーの中には『中国人に乗っ取られてしまうから中国人に売りたくない』とおっしゃる人も多いのですが、直接ではなく、まず業者が買って、そこから中国人に売られるケースが多いですね」
ご多分にもれず、ほかの住民とのトラブルもまた増えるという
「マンションの排水パイプが詰まったという連絡でかけつけたら、台所の排水口にプラスチックのスプーンやビニール、生ごみなどを捨てる・・・」と日本の常識では考えられないようなことを平気でやる。
そこで売りたくないと思うが、買い方が半端じゃない。
「中国人が物件を見たら即効で買われる」
「高額物件の取引がオンライン内見だけで『キャッシュで即決』も多い」という。とても日本人が太刀打ちできない。」
中国の富裕層に特に人気があるのは新宿をはじめとする都心エリア、日本の不動産物件売買サイト「神居秒算」によれば人気の不動産は、一位・東京、二位・大坂、三位・横浜ということだ。
北海道の土地も、地方の旅館も中国マネーによる買収が現実のものになっている。
門田氏は何の対策もなく、手をこまねくだけの日本に警鐘を鳴らす。
確かにこれじゃ日本は中国に乗っ取られるかもしれないという恐怖を感じてもおかしくない。
ところで何故中国人は日本の不動産を買うのか、という疑問だ。
そこで、「百計オンライン記事」が中国人が日本の不動産を好む理由を上げている。
① 距離的・心理的な近さ
② 中国には「都市戸籍」と「農村戸籍」があって、都市部に住んでいる富裕層でも、「農村戸籍」であれば「子どもを地元の高校に行かせることができない」。そこで、海外に不動産を買って子どもに教育を受けさせ、将来的には永住権や市民権を手に入れて移民する。
③ 基本的に中国では土地は政府のもの。また、人民元や中国政府そのものに全面的な信頼を置いていない。日本では外国人であっても不動産は自由に売買ができ、土地は永久的に自分のものになる。したがって資産保全のためにも日本の土地を買う。
④ 日本の不動産に割安感がある。日本ではバブル崩壊後、不動産価格が低迷、長期的に横ばい、安定的である安心感。
、、、などである。
中国の不動産バブル、噂では「上海のマンション一室で東京のビル一棟が買える」などという話が飛び交っているらしい。
かつて日本にもそんな時代があったが、日本政府に危機感は感じられない。気がついたら日本の重要な土地が中国に押さえられていたということにならないよう、特に外国資本による、土地買収には早期に法律の見直しをしなければならないが、政府の動きは緩慢だ。
島国日本、どうも領土、国境、などへの執着心というか危機意識が薄い。現実に不法占拠されている、竹島、北方領土奪還への機運は全くと言っていいほど盛り上がらない。竹島と聞いて果たしてどこにあるのかさえ知らない日本人もいるのではないか。
長い歴史において、幸いにも国境を意識することはなかった島国日本。明治の開国から150年。北方領土と竹島を立て続けに不法占拠され、今、尖閣諸島が狙われている。
さすが、本土を一気に占拠となれば全面戦争となる。一点買いで徐々に攻め、気がついたら本土の半分が中国籍だったということにならないよう祈るばかりだ。
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