沖縄分断を図る玉城デニー知事
Vol.3-10.31-1021 沖縄分断を図る玉城デニー知事
2022.10.31
北のリゾートが北海道とすれば、沖縄は南国のリゾート地である。
豊かな自然にきれいな海、点在する数々の島、豊富な魚介類に亜熱帯気候ならではの植物や動物、熱帯魚やサンゴのいる海は、沖縄ならではのものだ。
その沖縄を、辺野古移設が気に食わないからといって、国連に問題提起し国際問題化しようとする玉城知事。国内を混乱に陥れ、分断を図ろうとでもいうのか。
どこまでも沖縄を日本から切り離そうとする、その意図はどこにあるのか。
議員連盟代表の崎浜秀昭・本部町議は「県民や国民のコンセンサスが得られないまま、外圧を利用するようななり方は危険だ。基地のことが国際問題化すれば、有事の際に同盟国が日本への軍事支援を躊躇する恐れもある」と指摘した。
その通りである。
玉城知事は「政府にカウンターパートを求めるより、世界に問題提起するほうが、幅広いカウンターパートが現れる」と外国勢力の介入を期待するような言い方である。
恐ろしい人間である。内政問題を他国に協力を求めようとする。この基地問題、外国が介入するとすれば中国しかない。米国の基地がなくなって喜ぶのは中国、北朝鮮にロシアである。その中でも中国は年中尖閣を奪わんばかりに領海侵犯を繰り返している。
その中国をパートナーとして、沖縄二大新聞に「オール沖縄」と呼ばれる左翼グループがタッグを組む。想像しても恐ろしいことだ。それを本気で考えている知事、だとすれば本来なら即刻退陣を迫らなくてはならない。
※オール沖縄とは<辺野古新基地建設を止め、オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念を求めた「建白書」の精神を実現させるため、 結成された団体>
ところが、9月の知事選挙で勝利した玉城知事は「辺野古反対で県民が1ミリもぶれていないことが証明された」と意気軒高である。
確かに沖縄県民は “ 玉城デニー ” 氏を知事に選んだのである。この事実は隠しようもない。
沖縄県民は本当に中国、北朝鮮、ロシアが恐ろしいとは感じないのであろうか。
2008年10月、国連は沖縄の問題提起に対し「沖縄の人々を先住民として明確に認め、彼らの土地や権利を認めよ」と勧告した。
沖縄県民の大多数は自身を普通の日本人と考えており、「先住民族」などと考えてもいない。県議会などで議論されたこともないという。
この不思議な現実をどう考えたらいいのだろうか。
誰も、先住民族などと思っていないのに、一部の勢力の働きかけ「国民や県民のコンセンサスが得られないまま」同様の国連勧告が繰り返し出される異常。
2022.9.22日、議員連盟の代表、崎浜秀昭氏は、国連に問題提起したことに対しての質問状を玉城知事に提出した。
<沖縄の基地問題を国連に提起することに関する公開質問状 >
以下の質問にご回答をお願いいたします。
1、9月13日の琉球新報の報道によると、知事は2期目の抱負として、国連や国際社会の場で県民が、なぜこのように訴えているのか幅広く語ると延べられましたが、知事は沖縄の人々は日本人としての立場で国連に訴えるのですか?それとも先住民族との立場で国連に訴えられるのですか?
2、知事が日本国の日本人の人権を根拠に国連に訴えられる場合、これまでの沖縄の人々を先住民族とする国連勧告の撤回を要求されますか?
3、去年12月6日に当議員連盟が提出した公開質問状に対し、12月27日、知事は沖縄の民主主義や人権の尊重、地方自治のあり方について、より議論されるべきと回答されました。地方行政は、地方自治法を根拠として行われるものです。しかし、地方自治法に国連に関しての記述はありません。知事が国連に沖縄の基地問題を日本国の日本人の人権を根拠に訴えられる場合、その法的根拠はどこにありますか?
4、沖縄の議会で議論されていないことが、国連で一方的に勧告が出されていることこそ、沖縄の地方自治を侵害するものだと思います。知事は何故そのような重大なことを放置されるのでしょうか?
5、当議員連盟の公開質問状に対して、昨年12月27日の回答で知事は「沖縄の民主主義や人権の尊重、地方自治のあり方について、より議論されるべき」と回答されました。しかし、沖縄の議会で議論されていないことが、国連で一方的に勧告が出されていることこそ、沖縄の地方自治を侵害されたものだと思います。知事は何故放置されるのでしょうか?
6、当議員連盟の公開質問状に対して、昨年12月27日の回答で知事は「沖縄県でも沖縄県内でも広く沖縄の人々が先住民族であるかどうかの議論をしていないため、意見を述べる立場に無い」とご回答されました。しかし、知事が国連に訴えた場合、国連は知事を先住民族の代表と認識して意見を聴き取り、対日審査を行うため、知事は沖縄の人々は先住民族だとの立場を示したことになってしまいます。よって、意見を述べる立場に無いと回答された知事は、国連に訴える立場にも無いのではないでしょうか?
7、知事は、国連から沖縄の人々は先住民族との国連勧告が過去5回出されていることをご存知です。しかし、県内外のウチナーンチュは、当事者であるにもかかわらず全く知らされていません。知事は、何故、このような重要なことを県民及び県外のウチナーンチュに隠しているのですか?
8、知事は何故、重要なことを県民及び県外のウチナーンチュに隠したまま、国連に訴えるのですか?国連に訴える前に、説明する意思は無いのでしょうか?
9、そもそも、知事は、沖縄の基地問題を国連に訴えて、どのように解決する計画なのですか?
以上の質問に対して、10月5日に回答を依頼したが、明確な回答はないままだという。
県民無視の玉城知事は国連などで演説することは既定方針だというではないか。
県民の公開質問状にも応えず、国連には勝手に問題提起する。もう国賊ではないか。
冗談ではなく、中国のスパイではないかと疑いたくなる
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