真実に塗り替わる日韓の歴史

世界,日本,,雑記

Vol.3-11.19-1040  真実に塗り替わるか “ 日韓の歴史 ”

2022.11.19

『子供たちに嘘を教え続ける現状に黙っていられない』

元慰安婦の証言の矛盾を検証する韓国の国史教科書研究所所長の金柄憲(キム・ビョンホン)氏が語った言葉である。

歴史に対して真摯に、真実に向き合う韓国人が増えてきたことは実に嬉しい。

2002年(平成14年)、今から20年前、作家・金完燮(キム・ワンソプ)氏が『親日派のための弁明』という本を出版した。その中には、韓国が竹島を占領しているにもかかわらず、「竹島は日本の島」だと書いたのだ。日本と韓国の歴史の真実に目を向けた画期的な本だった。日本ではベストセラーになったが、韓国では「青少年有害図書」に指定され、事実上書店での販売が禁止されたのである。たかが20年前の話だ。

金完燮氏は身の危険さえあったことを思い出す。

それから18年、今度は『歴史に嘘をつくことはできない』と、李栄薫教授を主筆とする研究者たちが、実際に残された文献や当時の記録を分析することによって書かれた『反日種族主義』は、ことごとく韓国の歴史のウソを打ち破るもので、またもやベストセラーとなった。ただ、この本は過去とは違い、韓国でもベストセラーを記録し、韓国内でも多くの人に受け入れられる土壌が育ちつつあることを示した。

しかし、依然として売国奴呼ばわりされるような動きが消えることはなかった。

これらの研究者の苦労が、今回の金柄憲氏所長の動きにも繋がっていると思われる。

来日した、金柄憲氏へのインタビュー記事があった。

「教科書で子供たちに嘘を教え続ける現状には黙っていられない。嘘が一般化されれば、知識人が真実を言った時に弾圧される社会になりかねない。そもそも幼い生徒に売春婦関連のテーマを教えるというのは情緒的な虐待で人権侵害だ

何という理性的で常識的な考えであろうか、時代が変わってきたということを感じ、ある種の感動さえ覚える。

金氏は、2019年12月以降、日本大使館前で、慰安婦像の撤去活動を行っている。

「当初聴衆の反応は冷ややかだったが、少しずつ良くなってきた。ネット上でも応援のコメントが増えている。文在寅前大統領が進めた反日政策は支持を得られず、韓国社会に反感が広がったことも影響しているのでは」という。

インタビューで、慰安婦が日本軍に強制連行されたなどと韓国社会で主張される根拠を聞いた。

「根拠? ない。女性家族省に何度も強制連行されたとされる証拠を求めたが、答えられない。一つだけあった答えは河野洋平官房長官談話。ただ、河野談話には日本軍が強制連行した証拠はない」

何ということだ。情けないことこの上ない。韓国人の金氏に河野談話さえ否定されたのだ。この真摯な姿勢には頭が下がる。「河野談話」が如何に無意味、“ ウソ ” で固めた自虐思考の最たるものであったことがわかる。

「・・・故吉田清治氏は朝鮮半島で組織的な「慰安婦狩り」に関わったと偽証した」

「慰安婦問題それ自体が一部の日本人から出発したものだ。今も吉田氏や日本の一部新聞社の主張を支持する日本人は多い。そういう人は韓国で『良心的な日本人』とみなされている」

「だが、彼らの行動は良心的とはいえない。韓国と日本を仲たがいさせている。慰安婦問題の真実が韓国社会で広く理解された瞬間に、反日感情を利用してきた『良心的日本人』は韓国でも日本でも立つ瀬がなくなるだろう」

朝日新聞よ!どうする。

・・・今年8月、元慰安婦を象徴する「平和の少女像」が展示された。「私たちの『表現の不自由展・その後』」を見学した。

「少女像の彫刻家は制作の意図について『日本軍が強制的に連行して性暴力して射殺までしたことを知らしめるためだ』というが、それは嘘だ。事実を捻じ曲げ憎悪心を増幅させる展示を行うのか理解できない」とまで言い切った。

この展示を承認した大村秀章愛知県知事のご意見をお聞きしたいものだ。

韓国社会は金氏や多くの教授や研究者らの活動により確実に変わりつつある。

日本を貶めようとした、いや今もしている日本人たちよ、韓国に亡命したところで居場所はない。韓国は間違いなく真実に目覚めている。だとすれば、反日日本人の行くところは北朝鮮か中国しかない。ひょっとしたらロシアも受け入れてくれるかも、しかしプーチンが健在であればの話しだ。そうであってもシベリアの開拓民として、あの日の日本人を身を持って知ることになるだけだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ