韓国の異様な日本への眼差し

世界,日本,雑記

Vol.3-12.14-1065  韓国の異様な日本への眼差し

2022.12.14

韓国が日本に向ける眼差しは異質であり異様である。

何事においても日本のことが気になって仕方がない。

歴史をたどれば台湾も韓国と同じように日本の統治時代があった。しかし、対日感情は天と地ほどの違いをみせる。

韓国は反日、台湾は親日と真逆である。

韓国は1910年から35年、台湾は1895年から50年どちらも日本が統治した時代があった。1945年、第二次世界大戦で日本は敗戦し統治は終わった。

よく植民地というが、韓国は併合、台湾も内地同様の扱いで統治を行ったという点において欧米が行った植民地政策とは全く違う。その後、独立をした韓国は南北に分かれ内乱が勃発、北は中国・ロシアの支援を受け、南はアメリカ支援で国家は2分した。

そんな悲しい歴史も相まって日本統治時代の慰安婦や徴用工などが反日感情を増幅、徹底した反日教育により、国家高揚の原動力としていったのが韓国。

片や台湾は日本統治が終わって権力を握ったのが中国から逃げてきた国民党である。この政治が最悪だったために、日本統治時代の厳しくも規律正しい統治やインフラ整備などの政策が見直されたのではないか。

その後、日本の教育を受けた李登輝氏の民主化への強いリーダーシップによる国家形成も日本へ好感を抱く理由かもしれない。

韓国は、今回のワールドカップでもことさら日本が気になったようだ。

日本が一次リーグでドイツ、スペインと同じ「死の組」に決まった際、早々と日本の敗北を断言し嘲笑したのは韓国放送の解説者である。

ところが日本が先駆けて16強入りを決めたことに、韓国代表のFWチョ・ギュソン選手がが韓国メディアに「正直、憎らしくもあった」と語った。

韓国は日本が相手のときや、日本が間接的にからむ際などには驚異的な力を発揮する。WBCベースボール大会での日本との試合での熱狂は、野球の本場アメリカメディアを驚かせた。日本戦の “ ノイズ ” の凄さは熱狂を超え、異様な雰囲気をかもし、うごめくマグマような感動を与えたようだ。

この異様な熱狂こそ国別対抗の醍醐味と言わんばかりにアメリカは報じたのが記憶にある。

ことすべてにおいて、韓国は対日本となると熱病にかかったように力が入る。「韓国の力の源泉は日本にあり」ということなのだ。

それは、ポーツに限ったことではない。

つい最近のことである。麗澤大学・西岡力教授が新聞のコラム<大きく揺らぐ韓国の学問の自由>と評して語っている。(産経)

大学の講義で慰安婦についての自身の学問的見解を述べ、名誉棄損罪に問われた延世大学の柳教授に、韓国の検察は懲役1年6月を求刑したのだ。

(名誉棄損?、慰安婦について自身の見解を述べただけで名誉棄損とは、ここにすでに韓国の日本に対する異常性がある)

検察は「学問の自由は保護されなければならないが、他人の人格を侵害することはできない」とし、「歪曲された事実を発言し被害者に大きな苦痛を与えた」と断じたのだ。

柳教授は最終陳述で無罪を主張し
「大学で教授が討論して発言した内容をもって懲役刑で処罰しなければならないという検察の求めを聞きながら、大韓民国がまだ中世ヨーロッパのような荒唐無稽な国家なのかという気がした」と述べたというが同感である。

こと日本に関することになると頭の回路がショートするようだ。

大学での講義ですら、「慰安婦問題」や「徴用工問題」は議論さえできない韓国の異常な「日本への対抗意識」。まさしく “ ポピュリズムに生きる韓国 ” の証明である。韓国民の意図する考えと違ったり、あるいは韓国政府が行っている反日教育と違う見解は、大学の討論ですら許さないという異常。もう病気である。

柳教授の言うように、韓国は「中世ヨーロッパ」のままである。

“ Kポップ ” や “ 映画 ” で世界を驚かせている韓国の実態である。

教育というのは恐ろしいものだ、生まれた時から “ 鬼畜日本 ” として反日教育を来る日も来る日も教えられれば自然と子供はそうなる。一旦刷り込まれた思想はそう簡単に修正されるものではない。

日本もそうである。敗戦後アメリカの占領下にあった7年で徹底して “ 日本悪し ” WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳された。韓国は子供の時からの洗脳であるが、日本は大の大人がこの洗脳を受け、今も多くのマスコミを始め、ナイーブな日本人の多くがその洗脳から抜け出せず、悪いことに次世代に引き継ぐ連鎖の中にある。

洗脳教育による韓国の異常性も戦後レジームから抜け出せない日本も同質である。

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