ウクライナを消したNHK

世界,日本,雑記

Vol.4-2.7-1105   ウクライナを消したNHK

2023.02.07

朝7時のNHKニュースと、夜7時のニュースからウクライナが消えた。

新型コロナが発生し、3年が過ぎた。2年間は1日たりともNHKのトップニュースは新型コロナのニュースを外さなかった。よくも続いたものだと感心したが、国民の高いニーズがあったゆえであろう。

今朝、NHK朝7時のニュースにウクライナは一言もなかった。今月24日で丸1年になる。ロシアの侵略は今も激しく続いている。自由民主主義を守るためにウクライナ国民は命をかけて国が一丸となって戦っている。

アメリカもNATOも直接介入を避けた戦争。NATOは加盟国でないと言う理由だが、アメリカ介入は中東のようにはいかない。介入すれば第3次大戦につながるからだ。

だからといって、国連憲章に反し侵略をしたロシアを好き勝手にさせておくわけにはいかない。

日本や欧米諸国はロシアには経済制裁を科すと共に、ウクライナにはギリギリのところまで軍事支援を行っている。

一方日本は、G7が戦車や武器支援をしている中で、唯一武器支援を免れている。

支援は直接な武器ではないがそれなりに行っている。
外務省のホームページをみると

[ウクライナ関連支援]
◆ ドローン・防弾チョッキ・ヘルメット・防寒服・天幕・カメラ・衛生資材・非常用糧食・双眼鏡・照明器具・医療用資器材・民生車両(バン)等の提供
◆ウクライナ及び周辺国向けに、緊急人道支援(保健、医療、食料、保護)を実施(2億ドル)
◆令和4年度補正予算の措置による人道支援、復旧・復興支援を決定(約5億ドル)
◆ウクライナからの穀物輸出促進支援(1,700万ドル)
◆ウクライナ政府が無償で提供したウクライナ産小麦のソマリアへの輸送、現地での配布支援(1,400万ドル
◆ウクライナに対する財政支援(6億ドル)
◆ 越冬支援のため、国際機関を通じ発電機及びソーラー・ランタンを供与(約257万ドル)
◆「ウクライナの人々に発電機を送る越冬支援イニシアティブJAPAN」による4台を含む約300台の発電機の供与(上記国際機関を通じて 供与する発電機含む)
◆カンボジアと協力したウクライナ非常事態庁職員への研修を含む地雷・不発弾対策支援 ・希望する在留ウクライナ人の在留延長を許可 ・ウクライナから日本への避難民の受入れ ・避難民支援のための物資協力、自衛隊機によるUNHCRの人道支援物資の輸送協力、医療・保健等の分野における人的貢献

等々ある。

これをみるとそれなりにやっていることは理解できる。しかしだ、2023.2.1日時点でのウクライナ避難民は2,277人いるのだ。それ以外に以前から日本に何らかの理由で滞在している人が1800人、全外国人は282万人いる。

彼らは、インターネットはもちろんだが、信頼性の高い、イギリスであればBBC、アメリカのABC、CBS、日本であればNHKニュースを見ているのである。そのNHKがニュースからウクライナを外したのだ。たとえ1分でも現在進行中の “ ウクライナ戦争 ” 情報を日本に在住するウクライナ人と外国人に対して放送すべきである。もちろん日本人にも対してもである。

戦争が終結するまで、決してこの戦争から目を離してはいけないのである。

今国会で安保、防衛、子育て、経済等議論することは多々ある。しかし、何かと言えば “ グローバル ” などというくせに、こと国会議論はいつも “ 井の中の蛙 ” 議論に終始する。

どこかの月刊誌に、「媚中派の番付」というショッキングな記事があるようだが、世界を議論すれば、中国を避けて通れない。そこが “ ネック ” で議論が井の中からでないのかもしれない。

それはともかく、国会議論に防衛、安全保障がある。ウクライナニュースを流さないことで、国民から「防衛や戦争」意識を遠ざけようとしているのかもしれない。といううがった見方もできる。

NHKは公共放送でありながら、過去何度も反体制的放送をたびたび流してきた。

軍艦島の強制労働を後押しするような番組づくり、天皇を裁くようなぞっとするような番組もあった。国民からウクライナや戦争の恐怖を遠ざける意図でニュースからウクライナを外したとしても不思議ではない。

つい最近も、英国BBCのプーチンのドキュメンタリーを見たが制作はBBCだった。NHKには到底できまい。

2月6日、朝7時のニュースもその夜の7時のニュースもウクライナ関連はなかった。

コロナのニュースが流れなくなった時も、コロナの終息を感じたものだが、ニュースに流れないことで国民は自然に関心が薄れる。国会議論にも少なからず影響するであろう。これが意図されたものであるかどうかはジイには判断できないが、少なくとも冒頭で言ったように、日本に避難しているウクライナの方々、あるいは多くの外国人が思ったことは「日本のメディア=日本」のウクライナ離れを心配したのではないだろうか。

もし、外国人あるいは外国メディアにそう感じさせたとしたら、懸命な支援も無駄になってしまう。

今月24日で、ロシア侵略1年になる。ロシアの大規模な軍事作戦が警戒されているところである。どんな情報でも流し、緊張を持って “ ウクライナ戦争 ” 見守るべきである。外してはいけないのだ。自由と独裁の戦いである。「人間の尊厳にかかわる命をかけた戦い」から一日たりとも目を離すべきではない。

NHKは何故日本を愛せないのか。何故、自由民主主義の日本をメディアとして牽引できないのか。

日本を愛せない公共放送などいらない。血眼になって受信料をかき集めるのも、払っている人との不公平を是正する意味で重要なことである。しかしそれ以上に “ ウクライナニュースを一日も欠かさず流すこと ” はウクライナ支援の一環である。日本に課せられた使命を忘れてはならない。

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