人間の ❝ クズ ❞ を成敗せよ
Vol.5-1.6-1144 人間の ❝ クズ ❞ を成敗せよ
2024-01-06
2024.1.1夕に起きた能登半島地震はまさく激動の年を予感させる激震災害になった。
当初、数十名とされていた死者数が日を追うごとに増え、５日時点で死者94人、安否不明222人となった。
報道によれば
「・・・今月1日、震源に近い石川県の珠洲市と輪島市、能登町の3市町に滞在していた人は、普段より3割以上多かったことが、携帯電話の位置情報の分析から分かった。県外に住所がある人は、能登町で普段の10倍、珠洲市で6倍、輪島市で3倍以上いた。帰省や観光で訪れていて被災した人が多かったとみられる」
「安否不明者は輪島市138人▽珠洲市82人▽穴水町9人▽能登町9人▽七尾市3人▽志賀町1人――の計242人」
「県内の住宅被害は全壊・半壊が308棟となり、七尾市の全壊棟数は4日から100棟近く増えた。輪島市、珠洲市、能登町の3市町の被害棟数は「多数」のままで、依然として全容は判明していない」
「輪島市内では約1万2800人が避難生活を送っている。2007年3月の能登半島地震の経験から備蓄品は多めに用意していたが、今回の地震では年末年始の帰省者が多く、発生初日に尽きたという」
「断水が全域で発生し、電気が使えない地域が多く、寒くて暖を取ることもままならない状況だ。（生存確率が下がるとされる）発生から72時間が過ぎたが、安否確認は最重要課題。自衛隊、警察、消防と連携して把握に努める」
この過酷な被災状況の中、フェイク情報を流したり、被災者を狙った詐欺を働く不届き者がいる。
この人間どもは人間界において最低、最低、最低のさらに最低の人間の ❝ クズ ❞ である。日々家庭から出されるゴミはまだ再生れたり堆肥として役立つこともあるがこの ❝ クズ ❞ どもはこの世に生かされざる人間である。本来なら即刻処刑されてしかるべき人間だが、民主主義の時代そうもできない。したがって重刑に処さなければならない。
普段なら軽犯罪に相当する犯罪であってもこの被災を狙った犯罪は殺人罪と同等に扱うべきである。
一つのフェイクニュースでどれだけの人が助かる命を落としたか、どれだけの無駄な時間と労力を費やさざるを得なかったかを考えてみたらいい。偽情報の真偽を確かめるため、初動が遅れたために人命を救えなかったこともあろう。精神的不安から体調を崩す人もいよう。
緊急事態の中、防災支援、救助作業に全力投球できない影響を考えると、その先には救える命が救えなかったという悲惨な結果につながる。このことを考えれば ❝ 殺人罪相当 ❞ と考えなければならない。
SNSを使った
・『動けない』と偽の救助要請
・架空の地名を流し『挟まれて動けない』と救助を求める
・東日本大震災の動画を添付『逃げてください』と不安をあおる
・ボランティアと称し居宅に侵入し盗みを働く
また
・高齢者宅を訪れ、泥水を取り除く作業をして20万円をぼったくる
以前の被災地では性被害も報告されている。
まったくもって不届き者の仕業には ❝ はらわた ❞ が煮えくり返るほどの怒りを覚える。
今後も大震災は想定の範囲だ。被災地に特化した『被災地特別犯罪法』（仮称）なるものを至急制定し、厳罰化に処す法改正を至急検討すべきである。
世界で最も安全で平和な日本であるが、この不届き者を厳罰に処さなければ、東日本大震災で世界を驚かせた冷静沈着で不動の精神力を見せた日本人が廃るというものだ。
昼のニュースで死者が100人を超えたとの報道があった。
72時間が過ぎたとはいえ、まだ瓦礫の中で救助を待つ人はいることを思うと胸が痛い。
今回は不明者の住所・氏名が公表されたことは良かった。一日も早い救助が先決だがクズの成敗も必要である。
