雑記

Vol.1-5.9-116 涙

2020.05.09

歳をとったせいだろうと思うが、最近涙もろくなった。
歳をとると、、、という話は昔からよく聞くことだがどうもいけない。

ドラマやコントでの優しさに涙腺がゆるむ。例えば極普通のニュース番組の中で行われる、インタビューのようなものでも健気な話や一途さにうたれ涙をうかべることが多くなった。

どうしたんだろうと自問自答する。
そこでそもそも涙とは何ぞいな?と調べてみた。
「涙は、涙腺内の毛細血管から得た血液から血球を除き、液体成分のみを取り出したものである。 通常の分泌量は1日平均2-3cc。 涙の98%は水分で、タンパク質、リン酸塩なども含有する。 一般的に弱いアルカリ性の液体である。」とある。
う~ん、ある意味「透明な血?」かと複雑な心境がよぎった。

では、どういう時にでるのか。
先ず
その①・・・目の表面の角膜が乾燥して傷まないよう保護するため1日、1~3ccの涙を出してうるおしている。
その②・・・目にゴミなどが入ったとき、洗い流す役割。
その③・・・感動した時などに流す「情動の涙」。
感動すると額のほぼ中央部にあたる「正中前頭前野」と呼ぶ場所の活動が急激に高まり涙につながると考えられている。

この涙を流す行為にもある一定の効果がある。
涙を流した後、気持ちがスッキリするという数々の報告などをもとに、推察すると喜びも悲しみも一種のストレスといえる。有田教授は「社会生活を送るなかで人間は、涙を流すというストレスの解消法を身につけたのではないか」と推測している。

しかし男子たる者人前で涙など、という御仁には涙を抑える方法もあるので心配なかれ。
(その1)大きく深呼吸をする。これは人前で話す時などの自分を落ち着かせる効果もあるので使えそうだ。
(その2)全く別のことを考える。
ということである。

もろもろを考えるに、ストレスを抱える現代人、涙は意外と重要であるとの結論に達したのであります。

涙を流し始めると副交感神経にスイッチがはいるらしい。簡単にいうと「情動の涙」を流すと、脳は緊張状態から癒しの状態に切り替わるという。要するに人は、泣くと癒されるようにできている。
ということは、ストレス解消、癒し効果大であるならば、たまには人目をはばからず大いに涙を流したい。とは言ってもやはり人目がなあ~、ということになる。

そこで、自宅待機、最も手軽で最高のアイテムが、映画だ!。

おすすめ「涙による癒し効果NO.1」映画は「チャンプ」(1979リメイク版)だ。

中年以上の方はほとんどの方は見られたのではないか。
妻に逃げられた中年男「ビリー」と、一人息子の少年「TJ」の物語。

この少年が父親であるこのギャンブル好きで少々だらしない元ボクサー「ビリー」を「チャンプ」と呼び、マリアの如く信じ愛する姿は一途、健気などあらゆる言葉をつくしてもつくしきれないほど純真である。

映画の出だしで、飲んだくれた親父(ビリー)が帰ってきてベッドに横たわる。だらしないオヤジでありながらも、そんな思いを微塵も見せず、TJはまるで我が子を愛おしむようにビリーの靴を脱がせるシーンがある。
もうだめだ、、、冒頭から涙は滝のように流れる。今このシーンを思い出しながらパソコンを前にジイの目はすでに潤んでいる。
この映画は何度も見れば見るほどそのシーンが先回りして思い出され、画面が出る前に想像して涙を誘ってしまう映画だ。

名優リッキー・シュローダー(TJ)だ、あのビリーを見つめる目を思い出しても涙がでてくる。
「チャ~―ンプ」、ビリーの死を前にTJの叫びを聞けばもうバケツは涙で溢れること間違いなしだ。

ああ~、、、涙がとまらない。
あなたのまわりは鼻水ティッシュでいっぱいになる。。
注意されたし!!。