日本よ!
Vol.1-5.25-132 日本よ!
2020.05.25
日本よ!!と叫びたくなる。
何を恐れるのか?
1か月以上も尖閣周辺で領海侵犯を繰り返し、挙句の果ては日本漁船を軍艦装備した大型船が追尾する。
これに対し何が遺憾だ。遺憾で済む問題か。
中国外務省は、「漁船は中国の領海で違法に操業していたもので、日本側に新たな争いごとを作り出さないよう求める」などとして逆に批判した。
ふざけた物言いもいい加減にしろと言いたい。
このような中国に今さらながら日本は及び腰だ。
温厚なジイもいい加減、日本の対応にしびれが切れた。
今回の中国発、新型コロナウイルスについても世界は一斉に批判の声を上げ始めた。
明らかに発生源は中国武漢だ。第一声を発した中国の医師は自ら感染し死に至った。その医師を犯罪者扱いする国である。
感染症の猛威を隠し、虚偽情報を流した責任は追及されて当然である。
この中国の姿勢に対し米国は「中国との全面的断交」とまで言及したのだ。
米国の場合、共和・民主両党が一致した意見を持ち、アメリカ国民の80%が賛同するといういかにもアメリカへの愛国心が如何なく発揮された国柄は国威そのものだ。
翻って日本。
「沈黙の品格・日本」である。
国会も、与党も野党も、国民もTVを始めとするメディアも沈黙の日本列島だ。
モリ・カケ・桜・マージャンは「口角泡を飛ばす」勢いでまくしたてる枝野、辻本、蓮舫、福山、安住の口角5人組の口も中国に対しては「沈黙党」と化している。
野党だけではない、自民党にも親中がうじゃうじゃいる。この国の弱さである。
わずか産経新聞が「犬の遠吠え」のようにさえずるだけである。
反日野党、反日メディア、隠れ反日自民、反日日本人の声を聞いてみたいが、「えっ中国??何かあったの?」との答えが返って来そうで怖い。
「中国よ今がチャンスだ!!。日本の尖閣を占領するのは。」
そう、反日・日本人がけしかけているかもしれない。
日本の危機はいつも反日日本人により導火線が敷かれたきた。嵐の前の静けさではないが、爆発前の沈黙ではないか。
物言わぬこの沈黙が雄弁に語っているようで不気味である。
そんな中、中国の全人代が2ヶ月遅れで開かれた。
早くも、香港への圧力の火ぶたが切られた。
「国家安全法」の導入を香港に適用する議案が提示された。これによりより中国の圧力は間違いなく強まる。「一国二制度」は有名無実と化すだろう。
欧米諸国はいち早く非難、日本は憂慮のみだ。この温度差はどう判断すればいいのか。
日本の矜持も自由主義の目指す国家像が見えてこない。
間違っても習近平国家主席を国賓として迎えるようなことがあってはならない。
第一次世界大戦後、国連に「人種差別撤廃法」を提案した唯一無二、アジアの矜持、日本はどこへ行ったのか。
ジイ一人が騒いでもどうにもならない。
中国が尖閣諸島のどこかの島に上陸して竹島のようになっても、R議員なら「小さな島一つぐらいいいではないか、国民の命が大切だ。」防衛などもっての他とし、この時ばかりは諸手を上げて献上に賛成するだろう。
何かにつけ、政府は「国民の安全と命を守ること」という。
「命がけで守る」はすでに死語となった。
命より大切な物はないとする日本に成り下がっていくのが限りなく悲しい。