武漢発コロナの半年

世界 日本 雑記

Vol.1-6.9-147 武漢発コロナの半年
2020.06.09

今年1月、穏やかな正月でスタートしたと思いきや、中旬あたりからチャイナ方面から戦線に異状ありの情報が入った。

最初は中国発、中国着の国内周遊で終わると高をくくっていたが、徐々に雲行きがおかしくなってきた。

武漢市中心医院の眼科医だった李文亮医師は、まだ中国政府が新型コロナウイルスによる肺炎の発生を公式に認めていなかった去年12月30日の段階で、「市場で7人のSARS(重症急性呼吸器症候群)感染が確認された」などの情報をSNS上のグループチャットに発信した。

同僚の医師たちに防疫措置を採るよう注意喚起するのが目的だった。
感謝されてしかるべき行為。しかし4日後の1月3日、李医師が受けたのは賞賛ではなく、地元警察からの呼び出しだった。

李医師は警察で反省させられた上、訓戒処分を受けた。その後、1月6日に眼科で82歳の患者を診察するが、李医師自身も10日から発熱の症状が出た。
2月7日、李文亮医師は新型コロナウイルスによる肺炎で死亡した。まだ34歳の若さだった。

まさに、激動の始まりを告げる悲しい事件と言えるだろう。

<1月11日>
台湾で総統選挙の投開票が行われ、現職の与党・民主進歩党(民進党)の蔡英文氏(63)が再選を果たした。中国との関係が最大の焦点となる中、約820万票(得票率57%)を獲得して圧勝。
この総選挙で大変な時期、武漢市当局が原因不明の感染症発生を認めた12月31日、武漢からの直行便に対してすぐに検疫を開始。武漢からの全便の機内に検疫官が入り、乗客乗員の健康状態を確認する対応と整えていた。

<2月3日>
1月20日横浜を出発するクルーズに参加し、1月25日に香港で下船した乗客が、2019新型コロナウイルスに感染していることが判明した。2月3日に横浜港大黒埠頭に移動し長期の検疫体制に入ると、他の乗客の感染が相次いで判明し、各国メディアが大々的に報じる事態となった。
最終的には乗船する計3711人の乗客・乗務員のうち、712人が感染し13人が死亡する感染事故となった

<2月28日>
◆北海道独自の緊急事態宣言
期間:令和2年2月28日~令和2年3月19日
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、オール北海道で取 り組んできましたが、状況はより深刻さを増しているとして緊急事態宣言を出した。

<3月23日月曜日>
都内では、それまでで最も多い16人の感染が確認された。
小池の記者会見での発言は、各方面に衝撃を与えた。
「事態の今後の推移によっては都市の封鎖、いわゆる『ロックダウン』など、強力な措置をとらざるをえない状況が出てくる可能性がある」と発言が都民に動揺を与え買い占めなどの動きが広がる。

<3月24日>
新型コロナウイルスの感染が世界に拡大する中、東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期が決定。

※ドキュメント・安倍首相「宣言をいつ出すか」。
安倍首相のもとには医療崩壊を懸念する専門家や医療関係者の声が直接届けられ、刻一刻と危機が近づいていた。「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が次々に発生していることも報告が入た。「緊急事態宣言」という「伝家の宝刀」を抜かない限り、感染者の急激な増大に歯止めがかからないと覚悟を決めた。
しかし、すぐに宣言を出すことはできない。私権の制限に対する根強い慎重論があったからだ。
多くの措置の権限は都道府県知事にあるが、政府が宣言を出すメッセージ効果は大きい。
感染抑制への効果とともに、国民がパニックに陥らず、経済に大打撃を生じさせないよう、「最大公約数」のタイミングを導き出す必要があった。

ベッドの確保を
4月1日の東京都内の感染者は66人。医療崩壊のシナリオがすぐそこまで迫っていた。
都内の病床がひっ迫する中、緊急事態宣言に出すにあたって、医療体制を整えておくことが必須だと考えていた。それまで入院させていた軽症状者や無症状者を自宅や宿泊施設に移し、重症患者のためにベッドを空けておく必要がある。ふだんから交流があるホテルチェーンの経営者にみずから連絡し、軽症状者らを受け入れるよう頼んだ。

<4月7日>
政府は史上初めてとなる「緊急事態宣言」を出す。
「緊急事態措置を実施すべき期間は、本日、令和2年4月7日から5月6日までの1か月間とし、実施すべき区域は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、及び福岡県の7都府県とします。なお、感染拡大の状況等から措置を実施する必要がなくなったと認められるときは、速やかに緊急事態を解除することといたします。」と発表。

※その後、愛知、京都などは緊急事態宣言区域に入れるよう要望が出る。

※中国・湖北省武漢で、原因不明の肺炎患者が相次いで見つかったと報道されてから3か月。新型コロナウイルスの感染者は、4月14日午後3時現在、世界全体で190万人を超え、死亡者はおよそ12万人に上った。

<4月14日>
◆北海道独自の緊急事態宣言北海道・札幌市は2度目の緊急事態宣言を発表
4月14日から5月6日までとし、小中学校の臨時休業も含まれた。

<4月16日>
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで特別措置法に基づく緊急事態宣言を全都道府県に拡大した。
期間は5月6日まで。同日夜、官報特別号外に掲載され、効力が生じた。

<緊急事態宣言後、テレワーク・ステイホーム・三蜜回避・休校・旅行自粛・県外移動自粛・営業自粛要請・倒産・解雇・入社取り消し・マスク不足・サプライチェーンの断絶・グローバルの挫折・詐欺・暴動・家庭内DV・WHO批判・米国VS中国冷戦など世界はコロナ一色に染まり生活は一変した>

<5月14日>
安倍総理は14日、39県における緊急事態宣言の解除を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため重点的に対応している13の「特定警戒都道府県」でも、茨城、岐阜、愛知、石川、福岡の5県は解除となる。東京と神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、北海道は引き続き緊急事態宣言の対象地域で、外出自粛が要請される。

<5月18日>
5月18日トランプ氏はこの日、WHOは「中国の操り人形だ」と持論を展開。中国が新型ウイルスのアウトブレイクを隠そうとし、WHOも中国の隠ぺいを支援したと非難した。

<国民の献身的な協力の結果、コロナウィルスもピークダウンし5月末を迎えず解除の兆し出始める>

<5月21日>
大阪府、令和2年5月21日緊急事態宣言解除。
令和2年4月7日に、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府から緊急事態宣言が発出されましたが、同年5月21日、大阪府は区域解除されました。

<5月24日>
北海道内全域  令和2年5月25日(月)から令和2年5月31日(日)まで 「新型コロナウイルス感染症」感染拡大防止に向けた 「北海道」における取組 ・緊急事態宣言の解除を受け、これまで実施してきた緊急事態措置を 解除。

<5月25日>
ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を膝で8分間にわたって押さえつけ、死に至らしめた非道極まりない事件は、今、全米30カ所以上での警察に対する抗議デモや暴動へと発展、死傷者も現れている。
 25日の事件翌日から、警察の暴行に憤ったミネアポリス市民が抗議デモを続けているが、28日にはそのデモが大暴動に発展、市民は警察署に火をつけ、同署は火の海と化した。市民からは「まさに地獄」という声があがった。

<5月26日>
「プロ野球12球団は25日、政府による新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、6月19日(金)にセ・パ両リーグで公式戦開幕することを決定いたしました。」
当面の間は無観客で行う。と発表。

<5月28日>
中国の全国人民代表大会(全人代)で、香港に「国家安全法」を導入する方針が採択された。
香港には、憲法に当たる「香港基本法」があるが、その例外規定に盛り込むという強硬手段により、今後、中国が香港の治安維持を管理し、香港で直接、取り締まりに着手することができるようになった。
2047年まで香港の高度な自治を認められてきたが、1国2制度は有名無実と化し、中国の強権政治が香港にも適用される。

※この事態を重く見た世界の多くは非難。悲しいかな日本は「憂慮」のみだった。

<5月29日>
トランプ大統領は29日金曜、「WHOが必要な改革を行うことができなかったことから、我々はWHOとの関係を終了することにした」とWHOからの正式脱退を発表。

<6月4日>
将棋の藤井颯太七段が、棋聖戦のタイトル戦に最年少挑戦者として決定。
最年少挑戦者としては31年ぶりの更新となった。

<6月5日>
拉致被害者「横田めぐみ」さんの父、横田滋さんが87歳の生涯を終える。
人生の半分を拉致被害者救出のために捧げた人生だった。

<6月6日>
習近平国家主席の国賓としての来日延期という喜ばしいニュースが発表される。

<6月8日>
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が8日、世界全体で700万人を超えた。米国やブラジルなど米大陸での増加が顕著となっているほか、インドや中東でも増加傾向が続き、ペースが加速している。死者は7日に40万人を超え、三大感染症の一つ、マラリアに匹敵する被害が出た。

<6月8日コロナ感染者情報>
日本国内感染者:1万7202人 死者数:916人

この半年、正にコロナ一色であった。
日本は死者数の少なさでは群を抜いている。
安心はできないが、来年のオリンピックを成功させるためにも国民は一致団結しなければならない。

最後、ご愛嬌に、今回の新型コロナウイルスの発生源でウイルスを世界にまき散らした中国からのメッセージが届いた。

中国瀋陽市内のおかゆ専門店がら ¨ガンバレ¨ メッセージです。

『米国の感染状況を熱烈に祝う。日本での感染が順調に長続きしますように』

との赤い横断幕を店頭に掲げて応援しているというニュースが入った。

¨ 武漢ウイルス ¨ を世界に発信した「異形の大国・中国」に幸あれと祈る。