トイレ考

雑記

Vol.2-11-28 トイレ考
2020.02.11

昔から腸の弱かったジイはトイレには特別の思いがある。

中学生の頃だったか、授業中にもよおしトイレに駆け込んだこともあった。
通勤途中でも駅のトイレに駆け込むことは間々あったが、これが曲者、同じような輩がいるようで何人か並んでいる時は冷や汗ものだった。

そんなトイレもジジイが大きくなるにつれ、和式から洋式に急ピッチで変わっていった。
今ではホテルはもちろん、駅でも、公衆トイレにもシャワートイレが付く時代だ。

ところがびっくり、2年ほど前に久しぶりに法事で東京の根津へ出かけた時のことだ。
地下鉄を降り、改札を出る前にトイレを済まそうと思って入った駅のトイレには驚いた。
小用はともかく、大の方が一段高くなっていて、すべて和式だったのだ。
え~~~、、、今時なに~?とびっくり。さらに昔風のタイル張りだった。
その時は大をもよおしたわけではなかったが、扉が開いた状態なので確認できたのだが、これじゃ車いすはもちろんのこと、高齢者は使えないと思ったものだ。

東京・根津といえば、外人客がかなり多いと思うが、観光客を増やそうというのに何という無神経なことだろうと思った。

和風を大事にすべきものはたくさんあるが、トイレだけはいただけない。

先ず、10代から20代までの若者は和式トイレを知らない。よく和式と洋式が併設されているところもあるが、和式が空いているのに待っている若者をよく見る。正にそのケースだ。

また、年寄は別の意味で使えない。
我が母親が80近くになった時だ、兄貴が母との外出時にまず心配するのがトイレだという。
「しゃがむことが出来ないから洋式トイレを探すのに苦労する」と言っていたのを思い出す。
更に和式で気になるのが汚れがひどいことだ。
まさしく、現代においては和式トイレの役割は終わったと言えるのではないか。

そのトイレが画期的進化によって、あまりにも居心地がよくなり、オアシス・避難所になっているというのだ。

今、日本では15歳~64歳の人口の1.5%がひきこもりだと言うが、その予備軍だろうか、会社でストレスがたまると、トイレに逃げ込むという。トイレの中でスマホいじりや私的メッセージのやりとりをするらしい。

そういえば、3年ほど前にある不動産IT会社に勤めたことがあるが、2つのトイレを利用しようとするとはいつもふさがっていることが多かった。確かに、社内でのスマホいじりは禁じられている会社が多いと聞く。
曰く、昔と違い、扉はメール完了後でないと開かないのである。

会社のトイレばかりでなく、駅のトイレも画期的によくなってきたが、緊急事態が発生して駆け込む人にとって、暖かい便座の上でスマホゲームをやられていたのでは実に迷惑な話である。

そこでジイから、JR,私鉄各社に真面目な提案でござンす。
駅のトイレは便意をもよおした人が利用するとすれば、私の経験から5分あれば十分終了すると思われます。
従いまして、駅トイレに限り、5分経過でチャイムが鳴るようにしてはいかがでござんしょうか。