北方領土

Vol.2-10-27 北方領土
2020.02.10

2月7日は北方領土の日だった。
この2月7日は、1855年、日露通好条約で日本領土となった記念日だ。

北方領土の現状の認知度(2018)
良く知っている・・・・・12.9%
ある程度知っている・・・52.6%
合計 65.5% 。
この数字は日本の本気度を表している。日本人自身がこの認識で北方領土が還ると思ったら大間違いだろう。
国家が日ソ中立条約を破ってまでソ連スターリンが一方的に奪い取った島だ。
相手が本気でないのにそんなに簡単に返すとは思えん。

今、安倍首相は昭和31年の日ソ共同宣言での2島返還(歯舞・色丹島)での平和条約締結を描いている。
島民は当然反対だ、ジイもこれでは全島の返還は永久にないと確信する。
この平和条約に、4島の主権が日本であるとハッキリ明記されれば別だが、プーチンは4島が日本主権となれば絶対に調印はしまい。
強奪されて75年、今さらジタバタしてもはじまらない。

安倍首相は焦るべきではない。

奪われた経緯
<1945年(昭和20年)、日本が、ポツダム宣言を受諾し降伏する意図を明らかにした後になって、ソ連は、日本との中立条約を一方的に破り、我が国の固有の領土である北方四島に侵攻。その後、ソ連は一方的にソ連領に「編入」し、全ての日本人を強制退去させ。ソ連が崩壊してロシアとなった現在も、ロシアは北方四島を法的根拠なく占拠し続けている。
※北方領土は、北海道本島の北東洋上に連なる歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島の島々。>

冒頭の認識度合いは、上記内容を87%の国民が知らないということだ。

『樺太1945年夏 氷雪の門』を見た方はおられるだろうか。
ただ、島をとられただけでない。
終戦宣言で無防備になった日本を婦女子見境なく殺戮した悲惨を目に焼き付けるべきだ。
そうでなければ、この無惨に亡くなった人々は報われない。
断固として4島奪還を目指さなくてはならない。

その答えは文頭にある。
政府の「4島返還に命非ず」の怠慢の結果が上記認識度合いに表れている。
政府がどんなに頑張っても、国民の心の中が沸騰しなければ国家としての力は0に等しい。
この低い認知度を上げなければ始まらない。

北方4島すべてを取り戻すためには、しっかりした奪還計画が必要である。
計画は長い目でみる。政府・国民とも「決して諦めずブレない」ことが最も大切だ。
例え100年かかろうが、ということだ。

少なくとも小学校4年生以上の青年の90%が上記に記した北方領土が奪われた、悲惨極まりない現実をはっきり認識し、常に声を上げ続けることだ。
毎年同じ熱量をもって訴え続けなければ、今まで無為にすごした75年は取り戻せない。
これからの30年に執念を見せ続ける以外にない。
30年は長いようで短い。
頑強な情熱を持って訴え続けることができれば、ロシアも世界もその狂気の信念に目を向けるだろう。

小学生高学年以上を含めた全国民の調査で90%を超えた時、返還は間違いなく現実となる。
今までの認知度の低さは政府と国会議員と我々国民の責任である。

<奪還4項目>
①今後、教育現場、特に教科書には詳細な記述と、試験への問題には必ず入れる
②北方領土の日を休日とし、全国の市町村で穏やかでも熱気ある小中学生の「北方領土講演会」を開く
③全国の役所、交番には指名手配者と同列に「北方領土を取り戻そう」のポスターを貼る。
④映画 『樺太1945年夏 氷雪の門』の学校現場での上映。

以上4項目は4島返還のメッセージである。

戦後100年目、2045年には国民の手で取り戻そうではないか。
ジジイはあの世で必ず見届けたい。

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Posted by 秀木石