いいぞ!!日本維新の会

世界,日本,雑記

Vol.1-12.2-323   いいぞ!!日本維新の会
2020.12.2

日本維新の会は30日「香港の一国二制度の堅持を求める決議案」を参議院に提出した。

う~ん、なかなか骨があるじゃないか。
もともと日本維新の会は、他の野党とは一線を画していた。何でも反対ではない、是是非非での国会対応を公言していたが、その通りの行動である。

立憲民主党はいつもの如く、「日本学術会議」と「桜を見る会」一点張り、とてもシンプルな戦術はノンポリでも分かりやすい。近い将来選挙が行われるのを見越し、浮動票に狙いをさだめているのであろうか、情けないにもほどがある。最近は惨めさが滲み出ている。

以前から共産党を水で薄めたような党だとは思っていたが、いよいよ共産党に吸収されるのではないか。社民党を吸収したのは共産党へのお土産か。

一方、国民民主党は一時立憲民主党と合流するかと思いきや、玉木氏と一部議員が共産党色を嫌い独自路線を堅持したのは一時評価したが、その後、維新のような骨がないのがイマイチ存在感を欠いている。ジイは維新との合流を期待したが、どうも路線がハッキリしない。これで合流はできない。

さてだ、冒頭の「香港の一国二制度の堅持を求める決議案」はタイムリーな提案であり立派である。

本日、アグネス・チョウ氏の量刑が言い渡される。

日本政府は、口では自由民主主義、基本的人権、法の支配という価値観を声高にいうが、それじゃ香港の「香港国家安全維持法」の強行施行に何かメッセージを出したのか、ウイグル自治区を始め、チベット、モンゴルに対する人権弾圧に何かメッセージを出したのか、寡聞にして聞かない。

立憲民主党も国民民主党も同じ穴のムジナある。立憲民主党が中国の人権問題を強く主張できないのは己が民主主義国家としての自覚がないが故に自信をもって追求出来ないのである。もっぱら「日本学術会議」「さくらの会」では野党第一党の名が泣くと言うものだ。

野党としての日本維新の会の今後に期待したい。

アグネス・チョウ氏は12月2日に量刑が判明するが、翌日3日には24才になる。量刑によっては暗黒の誕生日となる。

日本が好きで、独学で日本語を学び流暢に日本語を話す才女である。日本が無言でいいはずがない。日本維新の会だけでなく、与党である自民党が声を上げないでどうする。

中国の巨大市場に目がくらみ、矛先が鈍るのであれば何をかいわんやである。

昨日も親中TV局ですら、中国の凄まじい人権弾圧と人間浄化政策の恐怖を放送していた。世界の動きにバチカンのローマ・カトリック教会のフランシスコ・ローマ教皇も沈黙を破らざるを得ない状況である。

昨年、香港の区議会選挙後には「民主派がもらった一票一票は市民の血です」と語り、民主主義のために戦い続けます。と健気に語ったアグネス・チョウ氏。

今年11月23日に収監された後に、
「皆さんの関心に感謝します。心配をかけて、ごめんなさい。私は留置所で元気です。環境に適応しようと努力しています。皆さんと一緒に誕生日を過ごせることを願っています。待っていてください!」
と切なくも健気なメッセージを寄せた。

しかし最近は体調も悪く、食欲もないという。
まだ、23歳の女性である。収監前、少し恐怖を感じていたのが気になる。

日本が経済に目がくらみ何も言えないとすれば、民主主義国家の旗を降ろした方がいい。

何を恐れる日本。
国民を信用したほうが良い。オーストラリアを見てみよ、コロナウイルスに関し独立した調査を中国に求めて以来、輸入規制を含め貿易に関して度を越した嫌がらせを受けている。しかし、オーストラリア国民が政府を批判したなど聞いたことがない。

トヨタが中国販売の好調で販売台数を伸ばし、世界一となったとの報道があったが、そんな産業界への影響を心配しているとすれば、堂々とエコノミックアニマルの旗を高々と掲げ、自由、民主主義、基本的人権とは無縁であることを世界に宣言するがいい。

そろそろガマンも限界である。

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