活動家・辻本清美
Vol.1-12.27-348 活動家・辻本清美
2020.12.27
辻元 清美(60)、日本の政治家。
◆立憲民主党所属の衆議院議員(7期)
◆立憲民主党副代表、同大阪府連合代表。
◆立憲フォーラム幹事長
◆NPO議員連盟幹事長
◆児童擁護議員連盟会長。
◆国土交通副大臣(鳩山由紀夫内閣)
◆内閣総理大臣補佐官(菅第2次改造内閣)
◆社会民主党政策審議会長(第5代)
◆同国会対策委員長(第8代)、
◆民進党幹事長代行(初代)、
◆旧立憲民主党政務調査会長 (初代)、同副代表兼国会対策委員長(初代)
などを歴任。
平成8年、日本社会党から改称した社会民主党党首の土井たか子の誘いを受け政界に入った。
この華々しい経歴も「辻本清美」という極めて個性の強い人間の資質に寄与するところ大である。
言わずもがな彼女は平成14年には国から金をだまし取った罪で有罪となった人間である。
<その有罪となった事件とは>
辻元清美秘書給与流用事件は、2002年(平成14年)に発覚。社会民主党の国会議員やその秘書らによる詐欺事件。辻元清美ら4名が公設秘書の給与1870万円を国から騙し取ったとして逮捕され、全員が有罪判決を受けた。
秘書(A・B・H)がいることにして、
①1997年3月まで9回に渡りBの給与など457万円を受領。
②1998年12月まで27回に渡り給与など1425万円を受領。
衆議院の参考人招致で、辻元はA、B、Hと口裏を合わせ勤務実態はあったと答弁していた。
衆議院での答弁から証拠隠滅の恐れがあったため逮捕に踏み切った。
逮捕後は、逮捕前の任意聴取での「政策秘書に勤務実態はあった」という主張が一転し、辻元と元秘書四人らは口裏合わせをして証拠隠滅を図った事実と詐欺容疑を全面的に認めた。
裁判では「悪質な詐欺事件、しかも、その犯行後には、辻元が後に虚偽内容の弁解を強弁するという国会議員としてあるまじき無責任な対応、本件各犯行が社会に及ぼした悪影響も深刻なものがあるというべきである」と犯行形態・犯行の重大性について位置づけられた。
お笑い草だが、落合恵子や佐高信らは、辻元を「逃亡や証拠隠滅の動きがないのに、逮捕するのはおかしいと擁護。ご両人のお里が知れるというものだ。
同僚議員も「根っからの活動家ですから、他の議員と衝突することも多いんです。」というように革命家、赤軍や、革マルという類の活動家というニュアンスが強い。
さもあらん、犯罪者になって議員を辞職したにもかかわらず、2005年角川書店から「へこたれへん」という単行本を出している。
まさしく、活動家である。己の前科など物ともせず堂々と国会で元総理を追求する。まさしくブラックユーモア以外の何物でもない。
安倍元総理の問題は、桜の見る会の会費を補てんしたにもかかわらず、収支報告書に記載されていないというもので、いわゆる「政治資金規正法違反(不記載)」という辻本氏が起こした犯罪とは比較にならないほど軽微なものである。
辻本氏の罪は、11年前に刑期を終えたとはいえ、明らかに国から金をだまし取ったれっきとした犯罪者である。その人間が、まるで重大犯罪者を追及するがごとく、国会の場で大上段に正義を振りかざす姿に立憲民主党の本質を見る思いがする。
よくも、立憲民主党党首は質問する人間に指名したものだ。党首としの人間性を疑うが、器の小ささももさることながら、品性のかけらもない。国会議員とはヤクザと紙一重のような人間ばかりなのか。
ここ最近やたらと金の問題で国会議員も地方議員も辞任、退職、裁判と乱れに乱れている。金に困ってるとは思えないが、どこまでも金金金なのかと思うと国会議員の目的は一体何なのかと思ってしまう。
地元の議員ポスターをまじまじ見ると、人相の悪そうな市長や、市会議員の多いことか。まともな感覚の人間では政治はつとまらないのかもしれない。
しかし、辻本氏のよう刑期を終えれば何をやってもいいのか。
良識のなさは天下一品である。まるで、過去のうっぷんを晴らしてくださいと言わんばかりに、国会という日本の最高機関を復讐劇の場として提供する立憲民主党。国家機関をそこまで貶めて国民に恥じないのだろうか。
立憲民主党よ!政権はとれまい。堂々と国家の明日を語ることをせず、わざわざ前科者を利用し、国会を復讐の場と化すような党の腐った精神性に、国民は気付くであろう。
来年の総選挙の結果を見てみるがいい。国民の審判が見ものである。