捏造記事に下された鉄槌
Vol.2-1.24 376 捏造記事に下された鉄槌
2021.1.24
久し振りの「正論」である。
櫻井よし子ファンとして気になる記事があった。
ー『司法も事実認定した 元朝日記者の「ねつ造」』ー
植村 隆氏(ジャーナリスト/ ㈱金曜日・代表取締役社長)がジャーナリストの櫻井よしこ氏が、「植村隆氏が書いた慰安婦関連記事が捏造」としたことに対して損害賠償請求を行っていた訴訟で、植村氏の敗訴が確定したという記事だ。
もう5年にも及ぶ裁判。一応これで決着ということで終わるはずだが、この植村氏なかなかしぶとい。諦めきれず上告。最高裁が植村氏の上告を棄却する決定を下して決着した。
「植村氏の主張は、1991年に執筆した朝日新聞の記事について、櫻井氏から“捏造”などと論評されたことが名誉毀損に当たるというもの。しかし、一審も二審も、櫻井氏側に“真実相当性”を認め、植村氏の請求を退ける判決を出した。
不思議なことに韓国が沈黙である。
以前は植村氏を支援する募金活動が行われたり、盛り上がりを見せていたのに何故か。
どうも、慰安婦支援団体・正義記憶連帯における支援金の不正流用疑惑の影響もあるが、何といっても韓国での徴用工裁判で日本の資産売却が決定したものの、日本の逆襲が恐ろしくなったのか、文在寅大統領の “ 変節 ” が原因ではないか。
反日一辺倒だった文政権が、近ごろは日本に関係改善を本気で考えないと完全に分断してしまうとの恐怖感を抱き始めた。日本の抵抗にやっと目が覚めたのだ。
強力な援軍を失くした、植村氏と朝日新聞。自前の週刊金曜日と言いう左翼・反日を塩漬けしたような雑誌で犬の遠吠えのように吠えるのが精いっぱいである。
しかし、日本の過去の慰安婦に関する捏造記事まで書いて、日本を貶めようとする植村氏と朝日新聞。今さら言うことでもないが、どこまでも日本が嫌いなのである。日本を窮地に貶める意図はどこにあるのか不思議でならない。ともに、日本で生まれて、日本に育った個人であり、大新聞ではないか。
東日本大震災で福島原子力発電のいわゆる朝日新聞の「吉田調書」誤報問題でもそうだが、どうにかして日本を貶めようとする。
「所長命令に違反 原発撤退」の見出しで、所長命令に違反して所員の9割 が撤退した」と、まるで職員が現場対応を放り出して逃げ出したような記事として報じたことがあった。
これには世間も怒った。
朝日新聞は後日誤報であることを認め「所長命令に違反」したと評価できるような事実は存在しない。裏付け取 2 材もなされていない。」として謝罪したが、慰安婦の捏造なども重なり、かなり部数を減らした。
しかし、歯医者の待合室にも、駅売店の新聞売り場にも、日経新聞についで多くの部数が置かれている。最近は電車内で新聞を読む人はまれであるが、読んでいるのを見かけると朝日新聞である。
ジイなんかは朝日新聞、毎日新聞、東京中日新聞がなくなれば日本は大分よくなるのではないかと本気で思うが、反日新聞は日本で最も売れている新聞なのである。不思議な国である。
ただ、植村氏は二度目の結婚相手は韓国人のようであり慰安婦の取材中に巡り会ったことから韓国への思い入れはかなり強いと考えられる。
判決文には
「植村氏の記事の誤りが、意図的な事実の捻じ曲げによって、事実と異なることを『あえて』書いた記事だった。」と断定されたことは、朝日新聞がこれまで単なる言葉の誤用に過ぎないとしてきた説明が根底から崩れ去った。
正論編集部・安藤氏は、これについて、植村氏を支援する朝日新聞は「日本軍による強制連行」という印象をあたえようという当時の編集意図や作為について具体的に説明すべき。と指摘した。
愛国心の強いジイではあるが、最近怒るのにも疲れてきた。怒りは力の源泉であるとは思うが、いよいよお陀仏か、、、外は久しぶりの雨である。